リレー・フォー・ライフ・ジャパンいばらき実行委員長の松岡一成です。
2006年、日本で初めてリレーフォーライフが行われた茨城県で、新たに実行委員会を立ち上げました。
私は20代半ばに骨髄移植を経験した白血病サバイバーです。5年前ほどから骨髄バンクの登録説明員としてボランティア活動を行っています。
白血病になる以前は、「献血」や「骨髄バンク」の言葉は耳にしたことはありましたが、御礼のドーナツ欲しさに献血する程度で、骨髄バンクの登録には至らない、その程度の認識でした。
ですが、白血病の治療には輸血が必要不可欠で、骨髄バンクからドナーが選ばれ骨髄移植が行われるということを、私自身が白血病の治療をしていく中で知りました。
白血病に患ったことで理解できたことがあるのであれば他のがんにも触れてみないと分からない知識や、協力できることがたくさんあるのでは…?
20代のがんサバイバーのことをAYA世代(Adolescent&Young Adult){思春期・若年成人}と呼びますが、若いうちからがんに対する知識を持つことで、互いに助け合える社会、助け合える環境作りになるのでは…と考えました。
リレーフォーライフは、白血病だけではない「全がん」のイベントだからこそ実施したい。
茨城でもサバイバー、ケアギバーが心寄り添える場所を作りたいと思い、実行委員会の発足に至りました。
6年ぶりの茨城県での開催、出来立てほやほやの新チームではありますが、がん征圧、がんへの理解を深める希望あるイベントになるよう準備して参ります。
皆様のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
リレー・フォー・ライフ・ジャパンいばらき
実行委員長 松岡一成