私たちについて

☆ リレー・フォー・ライフ・ジャパン 大分の始まり

2008年10月、九州で初めて開催されたリレー・フォー・ライフ( 以下 RFL )。
最初に声を上げたのは、たった一人の女性医師。そして、その女性医師は「 がん患者( サバイバー )」でした。
「 まさか、自分がサバイバーになるなんて。」、サバイバーになって初めて経験する大きな不安や孤独感、そして治療の辛さ。
「 仲間を見つけたい!」との一心で、芦屋で行われたRFLに参加。そこで多くの仲間に出会い、笑顔を取り戻した母に「 ママ、大分でもRFLをやろうよ 」と、小さな娘の一言。
RFLに参加したママの様子を見ていた娘が、「 RFLをやれば、もっと元気なママに、そして、もっと笑顔のママになる。」との思いから、娘が掛けた精一杯の一言でした。
 
娘の言葉に後押しされ、家族、友人や知人、一人ひとりに熱心に思いを伝えていきました。
その思いは広まり、同じ思いの仲間が集まり、RFL大分実行委員会が立ち上がりました。その中には、サバイバーさんの姿もありました。
「 RFLって何? 」、「 RFLってどんなの? 」、実際に関わりながら思いを深め、ワクワクしながら準備をした仲間達。
そして、迎えた初開催日。記念すべき大会のスタート「 サバイバーズラップ 」では、たくさんのサバイバーさんが、「 私はサバイバー 」と胸を張り、笑顔で歩きました。
参加者の、あふれる笑顔と拍手の中で刻まれたサバイバーさんの小さな一歩は、「 がん征圧、がんになっても希望を持って生きていける地域社会の構築 」を目指す、RFLによって刻まれた新たな一歩であり、サバイバーさんの「 生き方 」について、ひとつの光が差した瞬間でもありました。
 
「 がん 」になったけど悪いことばかりじゃないよね。
いろんな仲間に出会えて、素直になれたし、自分らしさを取り戻せたよね
どんな時も心配しないでいいよね、誰かがそばにいてくれるよね。
そんな優しさに包まれたRFLJ大分です。

☆ リレー・フォー・ライフ( RFL ) について

がん患者や家族、そして彼らを支えている方々が公園やグラウンドを会場に交代で24時間にわたり歩くことにより、「がん制圧」への願いや「がん」に対する理解、そして絆を深めあうチャリティイベントです。
その始まりは、1985年にアメリカ人外科医が、がん患者を励まし「対がん運動組織」に寄付することを目的に、「がんは24時間眠らない」「がん患者は24時間がんと闘っている」をメッセージとしてフィールドを走ったことによるものです。参加者がリレー方式で24時間歩きながら寄付を募る形式で定着し、現在は全米5,500カ所、世界20カ国で開催されています。国内では2006年9月つくば市(茨城県)でその第一歩を踏み出し、現在は、各地で実行委員会やボランティアの手で、地域の方々とともに、思い思いの形式で開催されるようになりました。
※詳しくは日本対がん協会ホームページをご覧ください。( http://relayforlife.jp/about )

私たちのめざすもの

Celebrate(祝福する)  ・・・「がん」を乗り越えて生きてきた患者(サバイバー)や支援者を称え祝福します

Remember(偲ぶ)     ・・・「がん」で亡くなった大切な方を想い、追悼します

Fight Back(立ち向かう)・・・「がん予防」「がん検診」普及や啓発活動、研究調査のため寄付を募ります

 

RFL大分2012の活動を取り上げられました
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