スタッフの声(コラム)

 
 
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リレー・フォー・ライフ・ジャパン芦屋は、2007年、日本で初めて夜を越えた正式なリレー・フォー・ライフとして誕生しました。  
 
当時毎回50名を超えるスタッフが集い、毎月実行委員会定例会を行っていました。すべてが手探りでした。そして、サバイバーさん、ケアギバーさん、支援者のさまざまな想いを受けとめ、初代実行委員長大隅憲治さんのリーダーシップのもと、形にしていきました。  
 
サバイバーさん、ケアギバーさん、支援者の方々、それぞれの想いは、本当にさまざまな想いがあります。一度きりのイベントならば、それは”なんとか形にする”、”実行する”という想いのもとに1つになることができます。、  
 
ですが、何度も繰り返し実行する中で、それぞれの想いや考え方の違い、場合によっては表現の仕方の違いですら、むずかしさ、ひずみを生み出すことがあります。  
 
今年で、18回目、続けることのむずかしさをあらためて実感しています。  
 
 
リレー・フォー・ライフは、サバイバーさん、ケアギバーさんが主役のイベントであり、サバイバーさん、ケアギバーさん、支援者が一堂に会す貴重な活動であり、場所なのだと思います。  
 
ただ、それがサバイバーさんのエゴ、ケアギバーさんのエゴ、支援者のお仕着せであっては継続することはむずかしい。継続するために、形にまとめるためにしなければならないこと、優先順位を決めなければならないこと、諦めなければならないことも多々ありました。目の配り切れないこと、それは昨年も、今年も本当にたくさんありました。  
 
そういう中で、自分の意見が伝わらない、理解されない、みんなはわかっていないと、複雑な想いになられたスタッフさんも、過去にはたくさんおられると思います。また、イベント直前のややピリピリした中で、言葉に対する誤解が誤解を生み、嫌な想いをされたスタッフさんもおられたことでしょう。  
 
サバイバーさんの想い、ケアギバーさんの想い、支援者の想い、それぞれはとても大事。ただ、1人1人がそのすべての代弁者であるわけではない。すべても方に受け入れやすい案にすることもむずかしい。みんなで考え、参加される方、かかわる方のさまざまな想いや状況をイメージし、話し合い、可能なかぎりぎりぎりまで寄り添う方法、ディティールを考えようとして、毎年、リレー・フォー・ライフ・ジャパン芦屋は準備されているのだ思っています。  
 
ある程度の経験値があり、フォーマットを作る下地があるからできることかもしれませんが、本当に、よくぞ芦屋の定例会は、さまざまな目線の細かい話ばかりしているものだと、進行を担当しながら思っています。  
 
それでも、サバイバーさんのことを想い、ケアギバーさんのことを想い、大切なかたのことを忘れず、0.5歩、一歩歩き出そうとする方の何か力になりたい、再会を祝う場所を準備する人でありたい、この状況下でもみんなで議論しつつ自分のできることをなんとかやろうとしている芦屋のスタッフのみなさんは、とても優しく、素敵な方々だと思います。  
 
参加される皆さまにはおおよそ関係のないことかもしれませんが、この場所がそうした時間の積み重ねで出来ていること、そうした優しさの上にあることを、もし少しばかり想像していただけるのでしたら、いつも辛口でみんなにあたっている身としてとても嬉しく思います。  
 
 
ちなみにリレー・フォー・ライフ・ジャパン芦屋を準備運営するリレーフォーライフ関西実行委員会のFacebookページは、”https://www.facebook.com/rfl.ashiya/”となっております。一人一人のスタッフが、本当に一生懸命、自分のできる範囲で頑張り、発信しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。  
 
2017年7月より、過去から使用しているホームページから移設するにあたり、どんな人が見てくださるか、どんな方に見てほしいか、何を知りたいか、何があれば役立つか、考える順番にそってページが連携しているか、などいろいろ考えました。  
 
不行き届きなところは、まだまだ多々あるかと思いますが、ぜひ「見づらいよ」、「わかりにくいよ」、「もっとこうしてくれたら」などの意見をお寄せください。  
 
お問い合せは、こちらからお願いいたします。  
 
ぜひぜひ、みなさまからの声をお寄せください。  
 
そして、9月7日、8日のイベント当日、みなさまにお会いできることを楽しみにしております。  
 
ご参加いただきましたすべての方に、係わってくださったすべての方に心からの感謝を込めまして。  
 
(隊長)

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