メインプログラム、がん体験者の語りの話し手さんを紹介いたします。

2020年9月2日 6:48 PM

今年は「かたり亭:体験者の語り」もオンラインでの語りとなります。  
 
離れていても、画面越しであっても、届く想いは必ずあると信じて、 
今年も想いのリレーをつなげていきたいと思います。 
ぜひ、ご覧ください!  
 
 
 
当日語り手さんへのコメントは、HPお問い合わせフォームから!お待ちしています。  
 
 
【がん体験者の語り 語り手さんご紹介1】  
 
「がん体験者の語り」第1部(9/5 14:00頃から配信予定)でお話いただく語り手さんは、 
女性サバイバーさんのMさんです。  
 
昨年、お知り合いの紹介でRFLJ芦屋のかたり亭テントを訪れていただいていたMさん。 
同年代で同じ病の経験を聞きたいと訪れていただいたのですが、闘病の時期が異なるなど 
なかなか同じ経験を持つ人には出会えなかったそうです。  
 
そんなご経験から生まれた自分の体験を語ることが誰かのお役に立てたら」という 
Mさんの思いをお聞きして、今年の語り手さんをお願いさせていただくこととなりました。 
がんと診断されるまで、治療とお仕事のこと、そして今毎日をどのように過ごされて 
いらっしゃるか、お話をお伺いしていきます。  
 
Mさんからメッセージをいただいています。  
 
 
 
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2018年にS上結腸ガンの手術、2019年に抗がん剤の治療を経験しました。 
検査を決意する前の約1ヶ月間、自覚症状があるのを分かっていながら、まさかと思っている自分がいました。 
ガンは2人に1人と言われている時代です。 
自分の体の異変は自分にしか分かりません。 
もし気になっていることがあれば、ぜひ検査に行って欲しいと思います。  
 
私の場合、実は最初の検査ではガンは発見されませんでした。 
とても信頼していた先生だったので、検査結果を聞いた時は安心しきっていました。結局は自覚症状はおさまらず、次の検査が2ヶ月後となりました。  
 
疑問に思うところがあればセカンドオピニオンを求めることにためらわない事の重要性、想定外の副作用のことなど自分が経験したことをお話させていただくことで、皆さんの参考になれば幸いです。  
 
M  
 
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【がん体験者の語り 語り手さんご紹介2】  
 
「がん体験者の語り」第2部(9/5 16:00頃から配信予定)でお話いただく語り手さんは 
女性乳がんサバイバーさんの佐藤さんです。  
 
がんで闘病していたことを知らぬまま、ご友人の突然の訃報。 
仕事でつながりのあったRFLJ芦屋のスタッフから、たまたまRFLJ芦屋やルミナリエバックのことを聞き、 
そのご友人に対する行き場のない気持ちをルミナリエバックのメッセージに込め、自分の気持ちに折り合いをつけた、その矢先に・・ 
今度は、パートナー、自分もがん患者に。  
 
今日に至るまでの心の葛藤、どのように変化していったのか、語っていただきます。 それでは、語り手さんとしてご参加いただく佐藤さんから、みなさんにメッセージをいただいていますので、紹介いたします。  
 
 
 
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2020年、今年の始めに乳がん治療が一旦終わり、10年間の経過観察完了を目指して、始まったばかり。 
せっかく「がん」になったのだから、この経験がお役にたてれば浮かばれます。 
助けてくれたみんなに感謝しきれなくて、今度は私が出来ることをしていこう。「お互いさま」だから。 
病気自慢や説教じみた話は、野暮なこと。お耳障りがあれば、ご容赦下さい。 
良かったら、ひと時をご一緒に。  
 
佐藤  
 
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【がん体験者の語り 語り手さんご紹介3】  
 
自分自身の病としてのがん体験と同じように、大切な人の病としてのがん体験も、 
かたり亭では大切にしていきたいと考えています。 
「がん体験者の語り」第3部(9/5 18:00頃から配信予定)でお話いただく語り手さんは 
高岡佐奈恵さん。 
息子さんのがんと向き合い続けたお母さんです。  
 
一緒に生きた時間、共に病と闘った時間、すぐに会うことがかなわないところへ 
旅立ったその後の時間、その想いの変化をお伺いしながら、 
ただただ愛おしいばかりの命を見つめる時間としたいと思います。  
 
佐奈恵さんからのメッセージです。  
 
 
 
〜7つはなれた兄弟、下は5歳なんです〜〜〜〜〜〜  
 
「にぃに❗️」とよんでる孝多の声。 今でも鮮明に思い出すことができます。 「こうちゃぁ〜ん❤️」ほっぺに、すりすりするお兄ちゃんに「もぉーっ!」ってよく怒ってた孝多。 
でも、お兄ちゃんが学校から帰ってくるのを、いっつもいっつも楽しみに待っていました。 
久しぶりにアルバムを開いてみると、そんな2人の姿が、声がたくさんあふれてきます。 
何から話せば良いのでしょう。 
次男の孝多は5歳。人生の半分以上は、がんと闘っていました。 
彼の時間はとまったんとちがうやん! 
リレー・フォー・ライフ・ジャパン芦屋に関わるようになって4年半。ようやく今そう思えるようになり、今回、このような形なら話せるかも、話してみようと思いました。  
 
高岡佐奈恵  
 
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