「がん体験者の語り」語り手さんをご紹介します!!②
リレー・フォー・ライフ芦屋は2020年度から3年もの間、川西運動場での通常開催ができず、リスクを減らすために規模を縮小して開催してきました。
そして、交流企画の1つである「がん体験者の語り」は、コロナ禍でもオンラインによるライブ配信といったカタチで行ってきました。
今年はグラウンドの隣にある芦屋市青少年センター内にてコロナ禍以前のカタチでがん体験者の語りをクローズドで行います。
※ライブ配信はありません。
今回の”がん体験者の語り”でお話しいただくお2人目の語り手さんをご紹介します。
お名前は山田啓蔵さん。
山田さんはがんサバイバー。そして、2007年より「リレー・フォー・ライフを日本でも開催しよう!」とはじめたメンバーの一人である八田さんの誘いを受けて参加し、実行委員会のメンバーとなりました。そしてその後、RFL芦屋の第二代実行委員長となり、アメリカ対がん協会により、HERO’s of HOPEに選ばれました。
ですが、今回、私たちが山田さんにお話いただきたいと思ったのは、こうした経歴があるから、だけではありません。
山田さんは、ご自身ががんに罹患され、治療の選択肢の少ない症状である中、冷静にご自身の状況を受け入れ、医師を信頼しながら治療をされてきました。
そんな中、今度は奥さまががんに罹患され、山田さんはケアギバーという立場にもなりました。
「実は僕より妻の方がたいへんな状況で、、、」
山田さんはその時、努めて淡々とそのように言われていたように思います。ですが、その時ご自身の中には誰にも言えない、さまざまなお気持ちがあっただろうことは、察するに余りある。
そして、2019年から新型コロナウイルスが生活にさまざまな制約をもたらしました。
がんによる治療、間接的に生じているのかもしれないさまざまな病気、そして入院、ご家庭での介助。病院施設固有の制約、面会も一時退院もできない日々。
がんも、ご病気も、ご家族の状況も生活も、みんなちがう。 そのような中で生じたさまざまな困難。追い討ちをかけた新型コロナウイルス。
私たちが知っているだけでも、活字にできないほどの経験を山田さんはされてきました。
それでも、いつも広い視野をもち、優しく素敵な笑顔が印象的な山田さん。
ご家族やご自身の壮絶な日々を抱えながら、RFL芦屋やご自身に関わる全ての方のことを常に考えておられ、1歩2歩と前に進んでいる姿を私たちに見せてくださっています。
そして、「自分の経験が少しでも役に立てれば、誰かの0.5歩につながれば、、、」と今回、語り手として手をあげてくださいました。
私たちは、RFL芦屋のみならず、ご家族に、周囲の方に寄り添うことをとても大切にされている山田さんのお話をどうしてもたくさんの方に聴いていただきたい、そう思いました。
山田さんからメッセージをお預かりしましたのでご紹介します。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
私は2006年、肺がんで手術をするのは手遅れ、抗がん剤治療もできず、放射線治療しかできませんでした。しかし、お陰様で16年生かせて頂いています。
その5年後、妻もがんに罹患しました。 入院中、抗がん剤治療をしても、手術をしても余命は1年半と言われました。私が癌になり、心配をかけた為ではないかと思っています。
自分の命はあきらめもつきますが、妻の命はあきらめられませんでした。
退院後、がん治療が上手くでき、10年生かせて頂いています。私も、妻もこうして生かされているのは、皆さんのお蔭だと思っています。
妻は入院中に介護申請をし、要介護5でしたが、今は要支援2まで回復しました。ただ、後遺症には悩まされています。
コロナ禍で4回入退院を繰り返しています。将来の事は分かりません。今は妻の介護というより、出来るだけ一緒にいられたらと思っています。そのような思いをお話できればと思っています。
RFLには2007年から八田さんの紹介で参加させて頂いています。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
いつも優しく周りに安心感を与えてくださる山田さんですが、「がん」によって奥様のこと、もちろんご自身のことで、辛いご経験やいくつもの選択と決断、覚悟を強いられてきたのではないでしょうか。
山田さんの言葉は、きっとあなたの今を包み、優しい道しるべとなることでしょう。
「がん体験者の語り」の後は「かたり亭サロン」を開催予定です。
山田さんを囲んでの「かたり亭サロン」も設ける予定です。
山田さんのお話を聞いてみたい方、サロンでお話してみたい方、参加をお待ちしております。
【がん体験者の語り】は9月2日(土)13:00~13:45 の予定で開催します。
「がん体験者の語り」はクローズドで行いライブ配信は予定しておりません。
1歩前に進めないでいる方、0.5歩前に踏み出すことすら戸惑っている方、
ぜひ、山田啓蔵さんのお話を聞いてみませんか。
参加をご希望される方は当日、芦屋市青少年センター内2階の大会議室前の受付までお越しください。
そして、交流企画の1つである「がん体験者の語り」は、コロナ禍でもオンラインによるライブ配信といったカタチで行ってきました。
今年はグラウンドの隣にある芦屋市青少年センター内にてコロナ禍以前のカタチでがん体験者の語りをクローズドで行います。
※ライブ配信はありません。
今回の”がん体験者の語り”でお話しいただくお2人目の語り手さんをご紹介します。
お名前は山田啓蔵さん。
山田さんはがんサバイバー。そして、2007年より「リレー・フォー・ライフを日本でも開催しよう!」とはじめたメンバーの一人である八田さんの誘いを受けて参加し、実行委員会のメンバーとなりました。そしてその後、RFL芦屋の第二代実行委員長となり、アメリカ対がん協会により、HERO’s of HOPEに選ばれました。
ですが、今回、私たちが山田さんにお話いただきたいと思ったのは、こうした経歴があるから、だけではありません。
山田さんは、ご自身ががんに罹患され、治療の選択肢の少ない症状である中、冷静にご自身の状況を受け入れ、医師を信頼しながら治療をされてきました。
そんな中、今度は奥さまががんに罹患され、山田さんはケアギバーという立場にもなりました。
「実は僕より妻の方がたいへんな状況で、、、」
山田さんはその時、努めて淡々とそのように言われていたように思います。ですが、その時ご自身の中には誰にも言えない、さまざまなお気持ちがあっただろうことは、察するに余りある。
そして、2019年から新型コロナウイルスが生活にさまざまな制約をもたらしました。
がんによる治療、間接的に生じているのかもしれないさまざまな病気、そして入院、ご家庭での介助。病院施設固有の制約、面会も一時退院もできない日々。
がんも、ご病気も、ご家族の状況も生活も、みんなちがう。 そのような中で生じたさまざまな困難。追い討ちをかけた新型コロナウイルス。
私たちが知っているだけでも、活字にできないほどの経験を山田さんはされてきました。
それでも、いつも広い視野をもち、優しく素敵な笑顔が印象的な山田さん。
ご家族やご自身の壮絶な日々を抱えながら、RFL芦屋やご自身に関わる全ての方のことを常に考えておられ、1歩2歩と前に進んでいる姿を私たちに見せてくださっています。
そして、「自分の経験が少しでも役に立てれば、誰かの0.5歩につながれば、、、」と今回、語り手として手をあげてくださいました。
私たちは、RFL芦屋のみならず、ご家族に、周囲の方に寄り添うことをとても大切にされている山田さんのお話をどうしてもたくさんの方に聴いていただきたい、そう思いました。
山田さんからメッセージをお預かりしましたのでご紹介します。
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私は2006年、肺がんで手術をするのは手遅れ、抗がん剤治療もできず、放射線治療しかできませんでした。しかし、お陰様で16年生かせて頂いています。
その5年後、妻もがんに罹患しました。 入院中、抗がん剤治療をしても、手術をしても余命は1年半と言われました。私が癌になり、心配をかけた為ではないかと思っています。
自分の命はあきらめもつきますが、妻の命はあきらめられませんでした。
退院後、がん治療が上手くでき、10年生かせて頂いています。私も、妻もこうして生かされているのは、皆さんのお蔭だと思っています。
妻は入院中に介護申請をし、要介護5でしたが、今は要支援2まで回復しました。ただ、後遺症には悩まされています。
コロナ禍で4回入退院を繰り返しています。将来の事は分かりません。今は妻の介護というより、出来るだけ一緒にいられたらと思っています。そのような思いをお話できればと思っています。
RFLには2007年から八田さんの紹介で参加させて頂いています。
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いつも優しく周りに安心感を与えてくださる山田さんですが、「がん」によって奥様のこと、もちろんご自身のことで、辛いご経験やいくつもの選択と決断、覚悟を強いられてきたのではないでしょうか。
山田さんの言葉は、きっとあなたの今を包み、優しい道しるべとなることでしょう。
「がん体験者の語り」の後は「かたり亭サロン」を開催予定です。
山田さんを囲んでの「かたり亭サロン」も設ける予定です。
山田さんのお話を聞いてみたい方、サロンでお話してみたい方、参加をお待ちしております。
【がん体験者の語り】は9月2日(土)13:00~13:45 の予定で開催します。
「がん体験者の語り」はクローズドで行いライブ配信は予定しておりません。
1歩前に進めないでいる方、0.5歩前に踏み出すことすら戸惑っている方、
ぜひ、山田啓蔵さんのお話を聞いてみませんか。
参加をご希望される方は当日、芦屋市青少年センター内2階の大会議室前の受付までお越しください。