がん体験者の語りの語り手をご紹介します。(その1) 澤田和香さん

2019年7月19日 10:00 PM

がん体験者の語りの語り手さんのご紹介です。  
 
まず、お一人目は澤田和香さん。  
 
澤田さんは、がんで親を亡くした子どもたちの悲しみのケアを行う 
「グリーフケアプログラム」を開催しているNPO法人aimsに所属しています。  
 
「グリーフケアプログラム」というのは、同じ立場・境遇にあるもの同士がサポートすることを目的としたピアサポート・プログラムです。  
 
訓練を受けたファシリテーターの見守りの中で、子ども同士が話をし、共に遊ぶことで、グリーフのケアの場を提供しておられます。  
 
 
それでは、語り手さんとしてご参加いただく澤田さんから、みなさんにメッセージをいただいていますので、紹介いたします。  
 
 
 
 
 
 
 
今から38年前、私は小学4年生の時に父をがんで亡くしました。  
 
そして今は、がんで親を亡くした5歳から12歳までの子どもとその保護者を対象にグリーフケアプログラムを開催しているNPO法人のファシリテーターとして活動しています。  
 
今回は、学童期の子どもたちが、親の闘病中どのような気持ちで過ごしているのか、また死別後どのような思いを抱えているのかということを、当事者としての私の体験からお話しさせていただくと共に、ケアする立場となって見えてきた親と子の認識のずれから生じるすれ違いやわだかまりについてお伝えできればと考えています。  
 
 
このスピーチが、幼い子どもを抱えたがん患者とそのご家族にとって、安心して子どもと一緒に病気と向き合っていけるための一助となれば嬉しいです。  
 
 
 
 
 
 
 
いかがでしょうか。  
 
成長期に入る大切な時期に、お父さまを亡くされた澤村さん。  
 
少女が抱えていたその時の日々の気持ち、お別れされた後に残ってしまった感情。  
 
彼女は、どう過ごし、どう自分と向き合ってきたのでしょうか?  
 
今は、そうしたお子さんと向き合う活動をする彼女だからこそ、親と子、それぞれの感情、似ているようで違うそれぞれの心情をお話いただけるのではないかと思います。  
 
 
 
 
「今年はこのフラッグを持って、リレー・フォー・ライフ・ジャパン芦屋のウォークに参加したいと思います」と言われる澤田さん。  
 
本番のイベントに参加されたら、このフラッグをもって歩かれている澤田さんと、きっとさらにお話しすることができますよ。  
 
 
 
0.5歩、踏み出すきっかけを探しておられるあなたの参加を、笑顔でお待ちしています。  
本番のイベントに参加されなくても全然かまいませんので、ぜひ、気軽に”がん体験者の語り”にお越しください。