がん経験者の語り 語り手さんのご紹介② singerKOZさん

2025年8月18日 5:47 PM

「父の治療についての判断、さらに自身が舌がんで歌をあきらめたこと、そして今再び・・・」  
 
 
 
リレー・フォー・ライフ・ジャパン2025芦屋では、プレイベントとしてがん経験者の語りを開催いたします。  
 
リレー・フォー・ライフ芦屋の本イベントには勇気をもってまだ行けないけど今の自分より少しだけ前を歩いているかもしれない、そんながん経験者の方のお話を聴いていただくことができます。  
 
語り手のお二人目はsingerKOZさん。  
 
 
 
KOZさんは、お父さんをがんで亡くされたケアギバーさんです。 
お父さんの治療、それを見守るご家族として時間を過ごし、そして辛い選択をされました。 
おそらくそれは、どのような選択であったとしても辛い選択として記憶されたのかもしれない。 
 
 
それから時間が経ってリレー・フォー・ライフ芦屋の会場を歩いていたとき、「少し何かが軽くなったような気がしました」と言われていました。 
それでも今なお、「あの時の選択がよかったと言い切ることができない、ひきずったままの何かがある」と言われています。  
 
一方、歌手活動をする中で昨年、舌がんに罹患していると告知を受けました。しばらくなにも考える事ができなかったといいます。歌えるかどうか、話せるかどうか、生きるかどうか。手術の直前まで自身の状況、検査結果に気持ちが揺れました。  
 
「大好きだった歌を諦める」  
 
その大きな決断を彼女はどのようにしたのでしょう。  
 
 
 
そして術後、自身の状況が少しずつ分かってくる中で見えてきた不安とよくわからない時間。少しずつ話せる用になるに連れて、周囲からの声とともに、わきあがってくるなんとも言えない気持ち。  
 
それでも今彼女は、戸惑う気持ちを抱えながら、大好きな歌を少しずつ今できるやり方で取り戻そうとしているのだと思います。  
 
そんな彼女の等身大の言葉を、ぜひ聴きにきてください。  
 
 
 
singerKOZさんは、6日19時頃からのキャンドル・ライトセレモニーで歌を歌っていただきます。 ぜひこちらも楽しみにご参加ください。