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Heroes of Hope 2011 大菅 年美 さん

親子三人の夢

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大菅年美さん
岡崎実行委員

ヒーロー・オブ・ホープにエントリーすると連絡を頂き、夫婦 2 人で驚き、受賞したと連絡を頂き、2度目の驚きでした。本当にありがとうございました。とても光栄に思っています。この子を授かったのは、がんからの贈り物です。がんになるまでの私の生活は、体力的、身体的、精神的に、どれを取っても体を酷使していました。そして一番いけなかったのは食生活です。

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体はSOSを発して、頭痛、冷え性、便秘など、もう耐えきれない状態でした。不妊治療にも通ってはいましたが、なかなか良い結果が得られず、その後、がんの告知を受けました。がんの原因はなんだったのか、自分なりに考え、食生活の改善をすることにしました。その結果、頭痛も無くなり、冷え性、便秘も少しずつ改善され、体が健康を取り戻していきました。
子供を授かる確率は1~2%と言われましたが、子供を授かることができました。
ただ、私の場合も早期発見の乳がんで、やはり早い発見がポイントであったことは事実です。
そこで多くの人に、①がん検診を受けてほしいこと、②子供を産み育てていく為に、健康でいるための食生活を考えてほしいこと、③45才の私が出産したことで、がんになってしまったが、出産を願っている人たちの力になりたいこと、これらのことを少しでも伝えていければと思っています。

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子供の事を少しお話させて頂きます。私たちの子供は「康暉」と言います。リレー・フォーライフの仲間たちに出産の報告をしたところ、その子は “ 希望(HOPE)の光 ”“ 希望の星 ” だと、全国から沢山のメールを頂きました。その思いを名前にしようと考え、「光希(こうき)」と考えましたが、字画などの問題もあり、読みは「こうき」で同じ、漢字は健康の「康」、太陽の日に輝くの意味の「暉」と名付けました。リレー・フォー・ライフの仲間たちが名付け親です。何年か前には名前も顔も知らない人たちが、私たちの出産を自分の事の様に喜んで頂ける、こんな仲間が出来た事もリレー・フォー・ライフにめぐり会えたからこそだと思います。
息子が小学生になり、中学生になり、高校生になり、やがて 20 才になり、親子三人で仲間たちと歩くリレー・フォー・ライフが私たちの夢です。