Heroes of Hope 2010 宮部 治恵 さん

自分だけにしかできない生き方

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宮部治恵さん
前福岡実行委員長

私は一度、“余命 1 年”と医者に告げられ「命の期限」を切られました。その時、毎日、夜外が真っ暗になるのが本当に怖かった。「死ぬ」ってどういうことなのか。死んだらどうなってしまうのか。そんな事ばかりを考え、自分ががんになった事を後悔し、がんを恨み、健康な人を見て妬んだりもしました。
子供と仲良く歩く家族の姿を見ては涙が止まりませんでした。自分がこの世に生きている価値さえもわからなくなり、心もひねくれてわがままばかりの私でした。(今でもそうですが(^_^;)(笑))

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しかし誰でも「命」には限りがあります。「もしかしたら私はがん以外の病気や事故で死ぬのかもしれない・・」そう思った時「がんの怖さ」から逃れられたのです。
自分の命があとどのくらいかなんて誰もわかりませんが、その限られた時間を1分でも1秒でも大切に生きたい。こんな自分でも誰かの役にたてる・・そんな時間の使い方をしませんか?自分だけにしかできない生き方で一緒に歩いて生きましょう!

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本当にこんな素敵な賞を頂けて光栄に思っています。あんなに後ろ向きだった自分が、今は嘘のように、バカなんじゃないかと思われるくらい物事を前向き考えられるようになりました。これからも希望を持ち続け、リレー・フォー・ライフを全国に広めていきたいと思います。
人間の強さと弱さ・大切な仲間・時間の大切さ・人の醜さと優しさ・治療の大変さなどなど「がん」になったことで本当にたくさんの事を学びましたが、反対にたくさんの事を失ってもいます。やっぱり健康であることが一番大切ですね。
今後は遠くまで行かなくても済むような地域密着型のRFL作りや会場まで足を運べない人達へのフォローを行っていきたいと思います。小・中学生の子供達にがんの体験を話し、語り、もっともっと「命の大切さ」や「検診の重要性」を幼い頃から理解してもらえるよう活動していきたいと思います。

 

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