日時:2025年9月27日(土)12:00 ~ 28日(日)12:00
会場:青葉山公園 仙臺緑彩館
今年17回目を迎えた RFLJ2025みやぎ は、昨年に引き続き青葉山公園 仙臺緑彩館で開催されました。
青葉山公園は、仙台城(青葉城)跡に広がる緑豊かな公園で、広瀬川を望む丘の上には有名な伊達政宗公の騎馬像がそびえ立っています。
昨年は緑色にライトアップされた伊達政宗像に見守られての開催でしたが、今年はRFLJみやぎの開催に合わせ、9月12日(金)から毎晩、伊達政宗像が紫色にライトアップされました。さらに、毎日翌日の天気をライトアップの色で伝えている「ミヤテレタワー」も、ミヤギテレビが趣旨にご賛同くださり、リレー当日は天気予報を休止して紫色に染まり、仙台のまち全体が希望の紫色に包まれました。
オープニングイベントは、会場と同時進行で仙台中心部からフラッグを掲げて歩く「市内ウォーク」で幕を開けました。会場ではウォーク参加者が拍手で迎えられ、そのまま開会式へ。
夏が戻ってきたかのような日差しの下で行われたサバイバーズラップでは、がんと診断された経験を持つサバイバーの皆さんが太陽に負けないくらい眩しく輝く笑顔で会場を一周し、参加者からの「来てくれてありがとう!」の声と大きな拍手が響きました。
その後も多くの方々が会場を歩き続ける一方、緑彩館では講演やエンターテインメント、チーム企画などが行われ、会場は終日活気にあふれていました。
夕暮れになると、トラックに収まりきらないほどのルミナリエバッグに灯りがともり、会場に来ることができなかった方の席「エンプティテーブル」にも明かりが添えられ、ハープの生演奏が会場を優しく包みます。ルミナリエセレモニーでは、臨床宗教師であり実行委員長を務める髙橋悦堂さんが詩を朗読。在宅医療の先駆者であり臨床宗教師の生みの親である岡部健先生への想いを涙ながらに語られました。参加者一人ひとりが大切な人の姿をエンプティテーブルに重ねたことと思います。
夜通しの開催が予定されていましたが、近隣で熊が目撃されたため、安全を最優先し19時で一旦閉会。翌朝、早朝のNHK仙台放送のニュースで1日目の様子が紹介され、会場では8時30分からプログラムが再開されました。
閉会式では参加者は延べ1000人を超え、参加者が歩いた総距離は700km以上に達したとの発表がありました。
ひとりひとりの歩みは小さくても、共に歩めば「がんで悩むことのない未来」は決して遠くない――その確信を胸に刻む二日間となりました。
次回、2026年は10月3日(土)~4日(日)、同じ青葉山公園 仙臺緑彩館での開催が予定されています。
来年、またこの地で笑顔で再会できる日まで、心の中に紫の希望の灯を灯し続けましょう。
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