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【RFLJ富山】イベントレポート 


日時:2025年10月4日(土)(11:00開会式~19:30閉会式)

会場:富山駅南北自由通路


二年ぶりとなる「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2025 富山」が富山駅南北自由通路にて盛大に開催されました。多くの来場者が訪れた会場は一日を通して笑顔と希望に包まれ、がんと向き合う方を応援し、未来への想いを共有する温かな時間となりました。

オープニングのサバイバーズラップには、アメリカ・ケンタッキー州からのサバイバーさんも参加され、国境を越えて希望をつなぐ場面が生まれました。地元の「キッズチア富山ティンクス」による元気いっぱいのパフォーマンス、そして吉本興業所属・富山県住みます芸人のノビ山本さんによる明るく温かな司会進行が、会場の雰囲気を一層盛り上げました。

ステージでは、ダブルダッチやバンド演奏、トークセッションなど多彩なプログラムが展開されました。福井こどもホスピスの石田代表、そして「プロジェクト未来」の佐藤拓輝先生による講演は、多くの参加者に深い気づきと勇気を届けてくださいました。おにくろファミリーバンドによるオリジナル曲「Relay For Life」は、「ぜひ他会場でも使ってください」とのメッセージとともに披露され、希望の輪をさらに広げるきっかけとなりました。

会場内には11団体によるブースが並び、パンやスイーツ、雑貨、ワークショップ、癒しの体験など、子どもから大人まで楽しめる多様な企画が来場者を迎えました。訪れた観光客との交流も多く、「このイベントは何ですか?」という問いをきっかけに、がん征圧への願いやリレー・フォー・ライフの趣旨について語り合う場面も数多く見られ、啓発の場となりました。

日が暮れると、ルミナリエの灯が静かに会場を包み、「HOPE」の文字の前に置かれたエンプティテーブルの前では、言葉を超えた想いと祈りが静かに共有されました。共に歩んだ時間がそれぞれの明日への力となり、大切な人への想いが未来を照らす光となることを願っています。

二年ぶりの開催となった富山のリレーは、がんと向き合う人を支え、希望をつなぐ輪が改めて広がる一日となりました。ご参加いただいた皆さま、そして開催にご協力くださったすべての皆さまに心より感謝申し上げます。また来年、富山の地でお会いできる日を楽しみにしております。