日時:2025年10月18日(土)11:00 ~ 15:00
会場:福井市中央公園
激しい雨と風が予想されたため、予定を早めて15時に閉会となった今年のRFLJ2025ふくいですが、短時間の開催にも関わらず多くの方が足を運んで下さり、Celebrate, Remember, Fight BackというRFLのエッセンスが凝縮された温かい大会となりました。
啓発講演をして下さった、がん検診の専門家である松田一夫先生は今年、医師としてだけでなくひとりのサバイバーとして、ご自身が罹患された時のことをお話下さり、改めてがん検診の重要性を認識する大変貴重な機会となりました。
サバイバーさん同士が自由に語らうことのできる交流会では、和やかなムードの中、沢山の方がざっくばらんにお話されていました。
ふくいのリレーでは「あったカード」という取り組みが毎年行われており、カードに質問を書くと、会場にいる誰かが返事を書いてくれます。
最近がんに罹患した方へ、先輩サバイバーからの激励や、我慢をしない事が大切だという、自身の経験に基づいたアドバイスが届いたり、秋のお勧めの食べ物について意見交換をしたり、顔の見えない相手との心温まる交流の機会となっていました。
限られた時間の中でしたが、ヨガで身体を動かす時間やステージでの音楽演奏もあり、チームブースでは様々な寄付返礼品が並べられ、マッサージなども行われ、会場には常に活気と笑顔が溢れていました。
毎年素敵な歌声で応援して下さっている前田一平さんは、RFLJふくいのテーマソングをご披露下さり、歌詞に込められた力強いメッセージに多くの人が胸を打たれ、涙を浮かべている人もいました。
ルミナリエセレモニーでは、ギターの生演奏に合わせて詩の朗読が行われ、多くの人が誰も座っていない席「エンプティテーブル」に、会場に来ることが出来なかった大切な人の姿を重ねたことと思います。
朝、開会の時には本当に天候が崩れるのだろうか?と思うほど青空が広がっていましたが、閉会式が終わるころには空は暗くなり雨が降り始めました。
いくつかのステージイベントが中止になり、時間が短縮されたことは残念でしたが、サバイバーの方が仰っていた「今年もがん友に会うことができました」の言葉が、この会の意義を物語っているように感じました。
限られた時間の中でも、互いを思いやり支え合うリレー・フォー・ライフの精神が、今年も確かに会場に息づいていました。
このような場を毎年作って下さっている実行委員会の皆様、ご参加くださるチームの皆様、ご協力下さる全ての方に心より感謝申し上げます。
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