日時：：2025年10月18日（土）13:00 開会式 〜10月19日（日）10:45 閉会式
会場：新潟県スポーツ公園（カナール広場周辺）
11回目となる「RFLJ2025にいがた」は、たくさんの想いとともに幕を開けました。開会式前から会場は笑顔と熱気に包まれ、心配された天候もこの時点では雨は降らず、参加者はそれぞれの想いを胸に、希望の一歩を力強く踏み出しました。
アンバサダーの皆さんを先頭に始まったサバイバーズ・ラップでは、一歩ごとに「生きる力」と「つながり」が重なり合い、会場全体が大きな拍手と共感に包まれました。
そして経験を語るサバイバーズトークや音楽演奏、子供たちによる紙芝居など、多彩なプログラムが続き、世代を超えて支え合うことの大切さや、「がんとともに生きる」という言葉の深い意味を改めて感じる時間となりました。
夕方以降は雨脚が強まり、予定されていたルミナリエセレモニーは詩の朗読のみとなりましたが、時折強まる雨風の音の中に響く言葉と灯りは、旅立った方々への深い想いと、今を生きる力強さの“象徴”のようにそこにありました。雨風にさらされながらも変わらず灯り続ける光のもとで、それぞれの胸に去来する記憶や願いが静かに重なり、「もう一度会いたい」という祈りや「ありがとう」という言葉にならない想いが、水面に広がる波紋のように静かに広がっていきました。
一日目の夜は強風の影響で一時休止という判断となりましたが、2日間を通して本当に多くの方々にご参加いただき、無事にリレーを終えることができました。それぞれの想いが交わり、つながり合った時間は、私たちに大きな力と希望を届けてくれました。
初日の荒天やスケジュールの変更により、ご心配やご迷惑をおかけしましたが、「安全」と「安心」を最優先にご理解とご協力を賜りましたこと、参加者の皆さまならびに関係各所の皆さまに心より感謝申し上げます。
この経験を次へと生かし、より安心してお過ごしいただけるリレーを目指してまいります。 来年もまた、皆さまの笑顔にお会いできることを心より楽しみにしております。
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