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【RFLJ京都】イベントレポート

日時:2025年10月25日(土)

会場:長岡京市中央生涯学習センター メインホール

今年のリレー・フォー・ライフ・ジャパン2025京都は、初めて長岡京市で開催されました。

開会式では、長岡京市の中小路市長より心のこもったご挨拶をいただき、希望と感謝の思いを胸にリレーがスタートしました。また、京都府健康福祉部健康対策課の戸田秀和課長からもご挨拶をいただき、がん征圧への取り組みや支え合う地域の力の大切さについて、温かいメッセージをお寄せいただきました。

地域の皆さま、そして全国からの応援に支えられながら、会場には「いのち」と「つながり」を感じる穏やかな時間が流れました。

今年は、昨年GHOH(Global Hero of Hope)に選ばれた徳永雄哉さんによる講演「脳腫瘍という教科書」が行われました。真摯に“いのち”と向き合う徳永さんの言葉は、聴く人の心に深く響き、会場全体が静かな感動に包まれました。

京都恒例の“かたりば”では、それぞれの想いや経験が穏やかに語られ、あたたかな時間となりました。語り合う声のひとつひとつに、「支え合うこと」「生きること」への優しい祈りが感じられました。

エンプティテーブルセレモニーでは、実行委員の菅原拓真さんによるバイオリンと、山本紗規子さんのピアノが響く中、6月に旅立たれた実行委員の米村好美さんへのお手紙を、尾崎実行委員長が読み上げました。外では雨が降っていましたが、会場の中には温かな想いが満ち、好美さんの笑顔を思い浮かべながら静かに心を寄せる時間となりました。

実行委員、ボランティア、そして地域の皆さまが力を合わせ、丁寧に創り上げたリレー・フォー・ライフ・ジャパン2025京都。雨の中でも会場にはたくさんの笑顔と希望の灯りがともり、一人ひとりの想いがやさしく広がっていきました。

このつながりを胸に、また来年、笑顔と希望の光のもとでお会いできることを楽しみにしております。関係各所の皆様には心より感謝いたします。