賞をいただいたのは、私だけの力ではありません。大勢の仲間と一緒にいただいたものだと思っています。今後もがんに負けない社会を実現できるようRFLの活動を続けてゆきたいと思います。
若い実行委員から「おかあちゃん」と呼ばれ笑顔で返す柄澤さん。サバイバー歴は長く、乳がんは37年、肺がんとは28年の付き合い。「死ぬ前に怖かった水泳に挑戦したかった。」その意思は強く、今やインストラクターの資格を持つ腕前だ。
「まだまだがんは不治の病と思われていますが、お蔭様でこうして元気で生活をしています。大勢の皆さんに元気でいていただくために、楽しく啓発活動をして、がんに関する正しい知識をもっていただきたいと思います。そのためのリレーを通じた交流はとても効果的で、自ら進んで体験発表をしています。」と日頃からがん啓発への想いは人一倍強い。