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米テキサス大MDアンダーソンがんセンターで1年間研修希望者募集

日本対がん協会は7月1日付で、米国テキサス大学MDアンダーソンがんセンターで1年間研修を受けるプログラム「RFLマイ・オンコロジー・ドリーム奨励賞」の希望者の公募を始めました。日本の地域がん医療の拡充に貢献できる若手医師の育成が目的です。募集人数は2人で、奨励金として1人200万円を支給します(渡航費を含む)。締め切りは10月31日(消印有効)です。多くの方々の応募をお待ちしています。

この研修プログラムは、MDアンダーソンがんセンターの協力を得て、一般社団法人「オンコロジー教育推進プロジェクト」の支援を受けて2010年度にスタートさせました。上野直人・同センター教授のアドバイスを受けて実施しています。

運営の基になっているのは、がん患者・家族を支援するイベント、リレー・フォー・ライフに寄せられる寄付です。がん患者・家族を支援するための寄付を幅広く募ろうと、日本対がん協会が、各地の実行委員会と一緒に開催しているイベントです。

がん患者・家族の方々の支援には、がん医療を充実させることが重要です。そのためには、広い視野をもち、強いリーダーシップのもと患者・家族に寄り添える医師の養成が欠かせません。

日本対がん協会は「奨学医」制度を設けて国内での研修を実施しています。MDアンダーソンがんセンターでの研修は、この「奨学医」制度の一環です。がん医療の技術面で米国に学ぶものはもうあまりないのでは、という声もあると聞いていますが、この研修では、臨床研究について学んだり、患者・家族とのコミュニケーションを見聞きするなど、技術面だけでなく、患者を中心としたひとつのシステムとしての医療という面に触れることができます。それが大きな財産となると期待しています。

希望者は日本対がん協会のホームページから申請書をダウンロードし、必要事項を記入したうえで、下記に郵送してください。日本対がん協会内に設けた助成審査委員会で一次選考し、MDアンダーソンがんセンター側で2次選考をします。

申請書のダウンロード

申請書の送り先

〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-5-1
有楽町センタービル(マリオン)13階
公益財団法人日本対がん協会・助成審査委員会 MDACC係あて

問い合わせは、日本対がん協会広報担当マネジャー小西(☎03−5218−4771)までお願いします。