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【東京 上野】一日目は一万人を越す来場者で大盛況、二日目は台風にも負けないチームワーク!

9月14、15日に行われたリレー・フォー・ライフ・ジャパン2013東京上野の一日目は、真夏のような好天に恵まれ、参加した82チームは開会式後台東育英小学校金管バンドを先頭に元気にラップをスタートしました。momo上野公園噴水広場に張られた約60張りのテントの中では各チームが活発に啓発活動や募金活動を展開して、たいへんな熱気でした。
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ステージには、歌手のすがわらやすのりさん、作曲家の平尾昌晃さん、バレーボールの三屋裕子さん、湘南ベルマーレの久光重貴さんなどの著名人も次々に登場、さすがのパフォーマンスと、心温まるメッセージを寄せていただきました。
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もちろん地元、岩倉高校の吹奏楽部を始めアマチュアの出演者の方たちの熱のこもったパフォーマンスにも黒山の観衆。特に、猪瀬都知事が来場しメッセージをいただいた時には、2000人を越す人々が会場を埋めつくしました。fitness
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また、今回の大会では、特に啓発活動にも力をおき、啓発テントではミニ講演やイベントが継続的に行われ、樋野興夫先生のメディカルカフェも大盛況でした。RFL-0603
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日が暮れ始めると、素晴らしくライトアップされたルミナリエが会場を包みました。大切な家族や仲間を偲ぶセレモニー、エンプティテーブルの後は、サイレントラップがスタート。参加者一人ひとりが、愛する人を偲んだり、がんと戦う人を励ましたり、家族や仲間同士の絆を確かめあったり、それぞれの想いを胸にラップを進めました。
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そして、アグネス名誉実行委員長の進行による、メインシンポジウム。野田哲生先生、清水研先生、増田紘子先生らにより最新の医療状況と、リレーフォーライフの役割などが話し合われました。
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一日目のイベントがすべて終了後は、事務局で当日募金の集計が遅くまで行われました。デルタ航空ハワイ往復ペアチケットを始め、協賛各社からご提供いただいた豪華景品が大好評だったラッフルくじや、やなせたかしさんからご提供いただいたアンパンマングッズもほぼ完売。各チームが知恵を絞って行った募金活動の結果は、200万円を越すものとなりました。
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昼間の盛り上がりと、喧騒が一転、夜中まで黙々と歩き続けるチーム、いち早く眠りにつく人々。上野の森は、参加者の充実した一日の興奮を優しくつつんでくれているように感じました。

15日は、夜明け前から台風18号の影響により、豪雨が始まりました。

事務局では、台風情報に注意し、備えもしていましたが、会場は大量の雨水により、ひどいところは膝下まで水につかる状態で、いくつかのテントが壊れました。そして6時に、関東地方に大雨洪水注意報がでたのです。
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実行委員会で協議した結果、参加者の安全のためには閉会式を8時に繰り上げ、テントの撤収を進めながら、歩ける人だけでも12時まで歩こうということになりました。

それからは、バケツをひっくり返したような雨の中、テントの下に全員が集合して、閉会式。

台風に負けないで歩き続けるので、皆で頑張ろう!というアグネス名誉実行委員長のかけ声と日本対がん協会の塩見事務局長の挨拶の後、前日の報告とアワードが発表されました。

降り続く雨の中、濡れねずみになりながら、撤収作業をする参加者の皆さん、3時間以上も豪雨の中を歩き続けて下さった三屋裕子さんを始めとする各チームのみなさん。その姿は、まさに、がんに負けないスピリット、諦めない強い意志、闘い続ける生き方そのものを見るようで、とても感動的なものでした。
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リレー・フォー・ライフ・ジャパン2013東京上野を支えてくださった本当に多くの皆様に、心から感謝申し上げます。

ありがとうございました。

お疲れ様でした!