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2024年10月15日

RFL広島(尾道)番外編

RFL広島(尾道)番外編(2024年10月15日)

 二十二日、ルミナリエステージでアピールさせてもらった。翌日の朝、「皿海さん、ルミナリエステージよかったよ」「皿海さん元気をもらった」等いろいろ声をかけていただいた。「うーん、どうなのだろう。自分はアピールが苦手なので、エッセイを記しているのだけど」と返したかったが、ここは「ありがとうございます」と応じる。

 尾道運動公園でRFLを行った時、妻と娘が来てくれた。彼女たちが言うのは「父さんのアピール、原稿を棒読みしているみたい。それに聞いている人を見ず、自分のペースでしゃべっている。あれでは聞きにくい。連続してルミナリエステージに登場するのはスキルス胃がんで余命宣告されたのに、元気になったという点が貴重だからじゃあないかな」というもの。私もそう思った。

 あれから何年たったかわからないが、確かに苦手意識はある。そうだ!どれだけよかったかユーチューブで確認してみよう。

 見ると、アピール三人のうちでもっとも話すペースがゆっくりだ。この点は年配の人には受け入れやすいだろう。以前RFLの前に職場のSさんにアピールを確認してもらったことがある。Sさんは福山地区保育連合会の会長を引き受け、挨拶がとても上手だったのでお願いした。

 「皿海さん、いいですよ。ゆっくりそしてはっきり言うようにするとき聞きやすいです」と言われた。私自身も、最近のTV番組、特にⅭⅯを見ていると早口で何を言いたいのかよくわからないシーンによく出会う。少しゆっくり目がいいだろう。

 次に私はおそらく十六年連続出場なので、舞台に上がっても上がるということはない。落ち着いて会場を見渡している。これはプラスにとらえていいだろう。聞く方の人もほとんどの人が私を知っているといわれる。何回か聞いているうちに聞きやすくなり、内容も分かるようになったのかもしれない。

 そのためか、浜中先生の質問に即した内容をまとめて答えているように感じる。何はともかく、「よかったよ」「話し上手だね」と言われたら素直に受け取る方がいいのかもしれない。

 ところでRFL終了後、フェイスブックの友達が四人増えた。四人の方は全員笑い文字の会員さん。これはルミナリエステージに笑い文字に所属する加度さんが登場されたので、笑い文字の皆さん例年以上に真剣に聞いてくださったのかな。

 それとも、私が今、笑いを求めているのを感じられたのかな。職場に朝通勤すると「皿海さん、どうしたのですか。最近笑顔がないじゃあありませんか」と先日も言われた。

 これには理由がある。私が勤める障害者の福祉施設は同じ敷地にある府中市保健福祉センター(通称リ・フレ)の清掃を府中市と契約している。最近利用者が体調を崩すなどし、清掃に出るメンバーが少なくなっている。

 そして、以前は午後も勤務し清掃は午前。午後は少数でトレーニングをしていたが、定年を過ぎるあたりから午前のみの勤務となり、トレーニングと清掃の時間が一緒であり、十分にはできていない。結果としてレベルが下がる傾向ある。

 だけど、府中市との契約に基づいて清掃を行っているので、契約通り、きちんとやらなければならない。勤務すると、「今日はどのようなやり方ですれば、きちんとできるだろう」と考える。笑顔でというより生真面目な顔、そして時には困難な顔となる。

 だけど、「生と死を考える会」の会長であったアルフォンス・デーケンさんは「ユーモアとは『にもかかわらず笑うこと』」と言われている。大変な時こそ、相手に対する思いやりとしてのユーモアが大切と教えていただいた。

 よし!思い切って、今回は冠さんにお願いし、「笑い文字」の講座を受講させてもらおう。加度さんのように笑いをたくさん取り入れて乗り切ることにしよう。

 冠さんといえば、RFLで「笑いヨガ」を担当された。笑いヨガなら代表の高田佳子さんの「笑いヨガで超健康になる」を購入している。付属のDVDを見ながら実行することもある。

 今回のRFLも有意義だったといえるぞ‼