2020年10月24日(土)~25日(日)に予定していたRFLJ2020高知のリレーイベントは中止となりました。
それでも何とか「ルミナリエセレモニーだけでも小規模で行うことは出来ないだろうか」「希望の明かりを灯したい」というサバイバーや実行委員、参加者の思いは、日に日に大きくなっていきました。
そんな時に、高知学園大学・短期大学の方から、お力を貸していただけることとなり、会場参加は関係者とスタッフのみで、オンライン配信を行いながら、短時間でしたがルミナリエセレモニーを開催することが出来ました。
今年は会場で皆に会うことは叶いませんでしたが、リレーが大好きで、誰かを応援したい・あなたを支えたい・感動したよ・いつまでも忘れない・感謝している・来年会えるのを楽しみにしている・・・がん患者さんを支援したい・・・
そんな、みんなぁ~の声や、笑顔がここに集まりました。
(当日の様子をダイジェスト版でぜひご覧ください。)
💌心のこもったメッセージが届きました。
夫をがんで亡くしました。 主人のいない時間、空間がつらくてふさいでいた時にリレーフォーライフに誘ってもらい、参加しました。 夫の上着を着てグラウンドを歩きました。 ルミナリエセレモニーには本当に感動しました。 感謝の気持ちでいっぱいです。 今年は参加出来なくて残念ですが、また元気な皆さんにお会い出来ることを楽しみにしています。 (74歳 女性)
去年初めて参加しました。 どきどきしながら医大のグラウンドに行きました。 抗がん剤治療が始まる前だったので気持ちも落ちていましたが、そこには仲間がたくさんいて、大好きな先生もいて・・・帰るときにはとっても元気になっていました。 (58歳 女性)
孫を連れて参加しました。 自分たちが書いたルミナリエバッグがろうそくの灯りでとてもきれいだったので、嬉しかったです。 天国の娘に私たちの声が届きますように。 「いつもあなたを思っています」 (66歳 女性)
ずっとがんの治療をしています。 リレーフォーライフに参加してたくさんの人と話ができてから、自分だけが辛い思いをしているわけじゃないって思うようになりました。 若妊孕性のことなど話したいです。 AYA世代の患者さんの集まるところを作ってほしいです。 (24歳 女性)
今日笑顔で過ごせたのは誰かのおかげ。
感謝。
がんに負けない社会が1日も早く世界中で実現されますように。 (匿名)
食を通じたサポートで食べる喜びを感じていただければ幸いです。
私たち管理栄養士・栄養士は食の力(栄養)によって、サバイバーの皆様を支援させていただきたいと思います。美味しい物を一口でも召し上がっていただくことを願っています。
今年はリレーはありませんでしたが、あの暖かいランタンの光が、皆様を今も照らしていることを願っています。
「食べたい」と思う気持ちを大切に、「食べられる喜び」を感じていただけるサポートができれば幸いです。
(高知県栄養士会 高知県栄養士会一同)
当院に入院される患者さんが、快適に、希望に沿った治療や療養を叶えられるように、緩和ケアチームの一員として管理栄養士も栄養介入を行っています。
緩和ケア病棟では、患者さんや家族の記念日を大切にしたイベントが企画されており、とても和やかな雰囲気です。コロナ禍で注意しなければならない点も多い時期ですが、管理栄養士もお役に立てることがありますので、我慢なさらずにご希望を伝えていただけると嬉しいです。 (細木病院栄養管理室 管理栄養士一同)
今年は直接みなさんに会うことはできませんが、少しでも元気や勇気が届くと嬉しいです。
(高知大学医学部学生チーム)
👕RFLJ2020高知 Tシャツ
☆ルミナリエバッグ
今年は、238個のルミナリエバッグを並べ明かりを灯しました。
高知県立西高校書道部のみなさんが、懸命に考えて書いてくれた言葉です。
一つ一つのルミナリエバッグに、それぞれの思いが存在します。
🏫会場準備
皆さまのRFLJ高知へのご協力、温かいご支援にお礼を申しあげます。
リレー・フォー・ライフ・ジャパン高知を共に支えてくださっている、サバイバーのみなさん、支援者のみなさん、いつもありがとうございます!
2008年に初開催し、今年は13回目となるリレーフォーライフを開催に向けた準備を進めていましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の先行きが見通せない状況の中で、参加される皆さまの健康、安全面を第一に考え、2020年は開催中止といたしました。
今年こそ参加しようと思ってくれていた方、会場に行くことは出来ないけれど、ルミナリエバッグにメッセージを書こうと思ってくれていた方もいらっしゃったと思います。
昨年の来場者向けアンケートでも、たくさんの方が、来年も参加したい、参加します。という回答をしてくれていました。
ご家族の方からは、「今日この催しがあることを夫が教えてくれました。夫と1周することが出来て良かったです。夫はがん患者です。また来年も参加したいです。」というコメントをいただいていました。
皆さんからの思いやエールは、来年に向けての大きな力となります。
2021年は笑顔で集うことができることを願って、引き続き応援、ご協力をよろしくお願いします。