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2018年09月11日

「リレー・フォー・ライフ・ジャパン大分 2018」をご支援下さった皆様へ

大分で11年目を迎えた「がん征圧・がん患者支援」のチャリティーボランティア活動である『リレー・フォー・ライフ』。 その一年間の集大成として行われる24時間リレーは、9月8日(土)10時半より大分スポーツ公園大芝生広場にて開催され、 翌9月9日(日)天候悪化のため安全を考慮し7時30分にリレーウォークは中断し、閉会式を8時30分に繰り上げ、早期終了の形を取らせて頂きました(夜を越えて朝を迎えておりますので、「リレー」として成立しております)。  誠に残念な結果に対し申し訳なく存じ上げつつ、開催にあたりご支援ご協力頂いた皆様に対し、心より御礼を申し上げます。

 昨年の「大分大会10周年」を経て、新たな10年のスタートとして迎えた今大会は、これまでと変わらずRFLとの出会いで勇気や元気を頂いたサバイバーさんにとって、最早欠かせないイベントである事を改めて実感した大会となりました。
前日より降り続いた雨も、ご参加頂いたサバイバーの皆さんや、ご家族を始めとしたサバイバーさんを支える皆様の熱い想いを冷ます事能わず、深夜の時間帯に時折強く降り注ぐ雨の中でも皆様が懸命にタスキを繋ぐ姿に、実行委員の中では「皆様の健康の為にも、思い切って中止にすべきではないか」、「いや、こんな厳しい条件の中でもタスキを繋ぎ続ける皆さんの”想い”を妨げるべきではない」…と激しい意見を取り交わす場面もございました。

 夜明けと共に一段と強くなった雨足やその後の予報、何より風雨の中も粛々とタスキを繋ぎ続ける皆さんの心身の消耗を鑑み、今回は止むを得ず「中止」の判断に至りましたが、前日11時のスタートより21時間余りを積み重ねたリレーヤーの皆さんの「想い」は、確実に来年に繋がるものと確信しております。

 RFLは「ONE WORLD・ONE HOPE」という世界共通の合言葉のもと、地域全体でがん患者を支援し、がんになっても困らない社会を目指しています。  今回は「24時間の壁の厚さ」を改めて認識したリレーではありましたが、参加者・関係者全ての方々がお互い笑顔で声を掛け合う事で、会場は例年同様一体感で溢れており、「人と人とが繋がり合う事で、必ず!”壁”を乗り越える事が出来る!!」という事を、再確認出来た大会となったと思います。

 『RFLJ2018大分 』 に寄せられました募金及び協賛金は、必要な経費を除き公益財団法人「日本対がん協会」へ全額寄付させて頂き、がん患者支援及び、がん征圧の一助として役立たせて頂きます。 今後ともRFLの活動趣旨をご理解頂き、ご支援ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

平成30年9月11日
リレー・フォー・ライフ・ジャパン大分実行委員会
実行委員長 松上 裕
実行委員一同