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2017年認定 2018 ’Global Heroes of Hope’ の横顔 その3

小沼芳子さん(RFLJ室蘭:サバイバー)

*** 受賞のコメント ***
ヒーローズ・オブ・ホープに選ばれたことはとても嬉しく10年続けた仲間の代表で頂いたと思っています。
昨年リレーイベントを目の前にして、定期検診で新たながんが見つかりリレーイベント終了ひと月後手術で無事に摘出、左腎臓後腹膜脂肪肉腫で希少がんでした。
検診の大切さをまた知らされた思いでした。
この体験を多くの方に伝えていく使命を強く感じました。

*** マイストーリー ***
2008年に私の患者会の代表が地元室蘭で立ち上げたイベント…それがRFLとの出会いでした。
代表のRFLの想いは大変強く、私達も同じ患者会として一緒に準備等を一生懸命手伝いました。
最初のリレーイベントは何が何だかわからないまま、終了したのですが2年目に入ると何となくイメージが湧いてきて、進んでお手伝いするようになりました。
その患者会代表=初代実行委員長が旅立つ前に、「自分の想いを引き継いで欲しい」と言われた事から私の使命感が生まれました。
私も甲状腺がんで手術を行い、一度は抗がん剤治療でなく別な治療法を選択しましたが、検診の大切さや命の大切さを身に染みて感じております。

これまで患者会代表として、同じような苦しみ悩み等の相談やアドバイスをおこなっていると同時に室蘭市の「がん対策推進条例」制定を目指し、他団体と協力して施行まで実現できたことは大変嬉しい出来事でした。
同時に実行委員長としても携わり、検診の大切さや愛する方を失った方の癒しの場所となるようなイベント作りに毎年アイデアを考えてきました。
今年で10年目を迎えたRFLJ室蘭ですが、現在も陰の支えとして新しく入ってこられた実行委員やボランティアの方々にRFLの想いや検診の大切さをお伝えしています。
それが「命のリレー」と感じているから…

今後とも自分が出来る限りRFLを通して想いを伝え、想いを聞き、そしてがんについての正しい知識と検診の大切さを訴えていきたいと考えています。