今年の開催につきまして、本来ならばもっと早くご報告すべきところ今になってのご案内になりましたこと、お詫び申し上げます。
今年に入り、新型コロナ感染症の流行が懸念されるようになり、今、私たちの住む徳島県でもその広がりや影響で落ち着かない日々が続いています。
リレー・フォー・ライフとくしま実行委員会では1日でも早く終息することを心から願いつつ、これまでこの状況下でのリレー・フォー・ライフとくしまの実施について話し合って参りました。
7月現在の状況は、引き続き新型コロナウイルス感染症の不安や感染拡大の可能性があり今後の見通しも不透明な状態です。このままではこれまでと同じ規模、同じ環境で例年通りの開催を行うことは難しいと判断致しました。
これまで、リレー・フォー・ライフとくしまでは、がん患者さん、ご家族や地域の方とともに、がんになっても安心して過ごすことのできるあたたかい場所として大切に開催を重ねてきました。
この思いは、いつも通りにいかないこのような事態でも変わることはありません。
そこで、今“今年だからこそのリレー・フォー・ライフとくしま”の開催を模索しているところです。
がん患者さんやそのご家族、また多くの支援者の皆さまとともに希望の明かりを灯し続けたい。いつもとかたちは違うけれど、さまざまに感じる気持ちを持ち寄りたい。直接お会いすることができなくともオンラインでの催しやHP、SNSなどを通しての発信を試みたいと考えています。密になる場所を避け、ルミナリエの明かりを灯すことや、旅立った方たちに思いを馳せるエンプティテーブルの時間も準備したいと思っています。
ささやかですが、希望という明かりを灯し続けていきたいと思いますので、これまで同様、お心寄せてくださいましたら心強い思いです。
具体的な試みについては、決まり次第にHPなどでご案内をさせて頂きたいと思いますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
2020年7月14日
リレー・フォー・ライフジャパン2020とくしま実行委員会 実行委員一同