がん患者支援24時間行進 RFL新町川水際公園始まる 2012/9/29
14:31
14:31
がん患者や家族、その支援者が交代で24時間歩く「リレー・フォー・ライフ(RFL)とくしまin新町川水際公園」が29日、徳島市の同公園で始まった。30日まで。
がんを克服した人や医療関係者も加えた約50人が午前10時、金管バンドの演奏に見送られて出発。「人々に力を」「輝いて生きる 自分らしく」などと記した横断幕を掲げ、新町橋とふれあい橋間の約600メートルのコースを歩き続けている。飛び入り参加もでき、最終的に千人の参加が目標。会場には募金箱が設置されている。
2年前から乳がんを患い闘病している同市東船場町2、ブティック経営高木博代さん(52)は「早期発見のためにとにかく検査を受けてほしい。がんになっても前向きに付き合うことが大切。自分だけでなく仲間がいる」と話した。
RFLは「がんは24時間、眠らない」「がん患者は24時間がんと闘っている」をメッセージに1985年に米国で始まった。10月6、7の両日には小松島市小松島町のしおかぜ公園で行われる予定で、日本では今年37カ所で開かれる。
【写真説明】がん患者への支援などを訴えて歩く参加者=徳島市の新町川水際公園