9月30日~10月1日の夜通しの開催へ向けて、ご支援くださる皆さまのあたたかい言葉や励ましを力に実行委員みんなで準備しています。
さて、開催日初日の9月30日(土)の基調講演についてご案内します。
東新町商店街の中間くらいにある、総合ブースで、午後2時から基調講演を行います。
今年は、現在46歳、今からちょうど20年前の26歳のときにがんを宣告され、厳しい抗がん剤(無菌室での大量抗がん剤)ののち、再発をも経験された方のお話を伺います。
「がんと向き合って」の著書でもある上野創(うえのはじめ)さんです。
今現在も告知時と変わらず朝日新聞の記者として社会のなかで活躍されています。
およそ10年前のインタビューに上野さんがお話しているのを見つけました。
”悩みはあったにせよ、ある程度、仕事は順調にいっていたので、「明日も1ヶ月後も5年後も変わらず自分は記者として働いてるだろう」と思っていました。そういうときに、自分の手に負えない試練が突然やって来たわけですが、「いったいおまえはどれほどのもんなんだ。どんな人間なんだ。こういうときにそれがわかるんだよ」と言われている気がしました。”引用http://www.mammo.tv/interview/archives/no230.htmlより。
この時から10年の歳月を過ごした上野さんの患者として、社会に生きる人として、そして病いによって感じた思いなど、お話頂く予定です。
タイトルは「不条理をどう引き受けて歩こうか」です。
そして、15時より、参加された皆さんと上野さんといろんな思いや支えになった言葉などをディスカッションする時間も設けています。
どなたでもお気軽にお越しください。心よりお待ち申し上げております。