最新情報・ブログ

新型コロナウイルスに伴うRFLの活動について

新型コロナウイルス感染拡大が続くなか、皆様が変わりなく過ごされることを強く願ってやみません。この感染は言うまでもなく各地RFL のイベント開催にも大きく影響しています。5月以降8月までに関しては、多くの会場で予定されていたイベントが、残念ながら中止もしくは延期となりました。

イベント参加を楽しみにされていた方には残念な年となりました。開催に向けてご尽力いただいていた実行委員会にとっても苦渋の決断でありましたが、最も大切なのは皆さんの命です。どうぞご理解いただき、再び集まる日に向けて希望’HOPE’を繋げましょう。

日本対がん協会は、この緊急事態宣言を受け、基本的にはすべてのスタッフが在宅勤務となりました。がん相談窓口は回線数を減らし、曜日を限定して運営を続けています。RFL だけでなく、他の事業のイベントなども中止となっていますが、しかしながら復活に向け日々の仕事に取り組んでいます。それは、皆さんと気持ちは同じ、「こんな時であれ、がんに罹患する方や日々病と向き合う方への支援を継続したい」という強い想いによるものです。リレー・フォー・ライフのミッションである ’Save Lives’ は、いつの時代もどんな時も変わりません。Celebrate Remember Fight Back の三つのテーマは、いつの日も我々の胸の内にあります。

「皆さんと一緒にこの事態に何ができるか」、RFL 担当だけでなく協会職員も交えて議論しています。屋外での活動や、実際に人と接する事なくして何ができるのでしょう。

まずは、リスクがないオンライン上の活動です。アメリカではネット上の空想RFLを開催しています。また、南アフリカでRFLを運営しているCANSAでは、「バトンリレー・オンラインチャレンジ」を始めました。ウォークの代わりに、個人がお気に入りのエクセサイズをして、仮想たすきを次のチームメンバーにつなぐ。そしてその画像・映像をSNSで拡散し輪を広げています。日本対がん協会のRFLチームでは、海外の良き例を学び、更にオリジナルグッズの通信販売やクラウドファンディングを検討しています。SNSを使っての広報活動を充実してまいります。具体的な形をお見せできるよう、現在急ピッチで進めています。

次に、リレーに関わる皆さんにもそれぞれの活動のPRをSNSなど通じてお願いしたいと考えています。協会記事のシェアやリツイートは大歓迎です。また、その際にはぜひ、ご自身がなぜこの活動に関わっているのか、などをご友人にお話しください。想いに共感される方はたくさんいらっしゃいます。FacebookやTwitter、ルミナリエの写真などを使ってInstagramなどでも発信していただけると幸いです。また、オンラインでの寄付もぜひご活用ください。現在多くの実行委員会のホームページよりオンラインでの寄付(クレジットカード決済)を受け付けています。

大変な時期ですが、引き続き皆さまと共に、がん征圧の活動を続けていきたいと思っております。ご支援ご協力どうぞよろしくお願いいたします。

日本対がん協会 リレー・フォー・ライフ スタッフ一同

アメリカ対がん協会リレー・フォー・ライフのHPより