
*** マイストーリー ***
菊地惠美子さん(RFLJちば サバイバー)
2005年、クリニックで筋腫と言われ大学病院で検査するうち2006年にはそれが子宮の肉腫であると伝えられました。「肉腫」よくわからないまま特にショックを受けるということもなく淡々と受け止めました。元々人が健康でいられる方が不思議なことだと思っていたからだと思います。その半年ほど後に手術から職場復帰までの間に偶然NHKの番組を見ました。その番組では、つくばで行われたRFLのイベントが紹介されていて、がん患者が笑顔で一緒に歩いていました。「来年もしも生きていられたら必ずこのイベントに行きたい」そう思いました。しかし翌年イベントに行った時は雨で、他の人と話をする機会もなくとても寂しい悲しい思いで帰宅。その翌年横浜でイベントが開催された際、改めて夕方から一人で参加しました。帰りの交通手段さえも考えておらず泊まるところもない私は、翌年からの開催を目指していたさいたま実行委員の皆さんに助けられました。この時の嬉しさ、孤独感がほぐれていく感じは一生忘れることはありません。この気持ちが私のRFLにつながる原点となっています。
今はRFLJちばの実行委員として、あのとき私が感じたような、温かく迎え入れてくれる場を他の人にも提供できるように努めています。



















