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【群馬】群馬県一体となりがんに立ち向かう

リレー・フォー・ライフ・ジャパン2013ぐんま(本田攝子実行委員長)が10月12日から13日にかけて、前橋市の群馬県総合スポーツセンターで開かれました。初日から2800人以上が集い、がんに立ち向かうため〝命のリレー″をつなぎました。
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さわやかな秋晴れの空の下、青々とした芝生の会場に69チームが手作りのフラッグやのぼり旗を手に集合しました。県内でRFL初開催の日を迎え、会場は高揚感に包まれていました。数多くの医療機関や患者団体、患者支援団体などのチームが集まり、RFLへの期待感を感じさせました。今大会の事務局を担ったのは、日本対がん協会支部の群馬県健康づくり財団。ことし2月からボランティアの実行委員とともに会議を重ね、準備を進めてきました。県や県医師会などと連携し、県内すべてのがん診療連携拠点病院、同推進病院17施設から、チームが参加。県全体でがんに立ち向かおう、という姿勢を感じさせました。
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群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」をはじめとした、ゆるキャラが数多く登場。子どもからお年寄りまで幅広い世代が集い、和気あいあいとした雰囲気でした。子どもたちのための「キッズコーナー」や啓発、健康チェックのブース、相談コーナーなど、会場内の催しが充実し、来場者を楽しませるとともに、がんに対する意識向上を図りました。
芝生上のトラックには、幾重にも「ルミナリエ」の袋が並びました。強風のため、ろうそくの点灯は深夜に入ってからとなりましたが、夜通し歩き続ける参加者の足元を温かい光が照らし続けました。深夜も人の流れは途絶えず、20を超えるチームがたすきをつなぎ続けました。
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閉会式では、夜通し歩き続けたチームをたたえるとともに、実行委員による「ぐんまからのメッセージ」の発信がありました。発表者はサバイバーの大島主好さん(69)です。
「ここに参加したみんながいつもの生活の中から、『がん治療の充実』『がん検診の推進』そして『がん患者や家族の支援』を声高らかに発信していこうではありませんか―」
サバイバーから発せられる力強い言葉に、参加者からは大きな拍手が送られました。群馬にがん征圧の新たな一歩が刻まれました。
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