*** マイストーリー ***
冨士 希さん(RFLJわかやま実行委員 サバイバー)
私は2009年に早期の子宮頸がんと診断を受け手術をうけました。
検診を定期的に受けていたことが幸いでした。
2013年に友人にリレー・フォー・ライフを紹介され、参加することになりましたが、この頃は、実行委員の仲間にもサバイバーであることは伏せて活動していました。伏せた理由は私のがんは早期で見つかり手術で完治しているので、今も治療を続けてる人に申し訳なく思ったからです。ですが、活動を続ける中で、あるサバイバーの方から「早期であろうがなかろうが、がんと診断されたことで、あなたは死を意識したでしょ?怖かったでしょ?だから、同じよ。」という言葉をかけて頂きました。そしてリレー・フォー・ライフ・ジャパンわかやま担当の協会スタッフの方からも「経験した検診の大切さをみんなに伝えるのも、実行委員であるふじちゃんの役割ですよ」と言われ、私はサバイバーであることを公表して活動をする決意をしました。
私はリレー・フォー・ライフが、参加者の方にとって検診を受けるきっかけとなってほしいと思い、今は会場でマンモグラフィを受けられるようになりました。
検診で見つけられないがんもあります、そして、早期で発見されても進行の早いがんもあります。
でも、若手医師の育成や研究助成にリレーで集められた寄付金が使われ役立てられています。
様々な方面からがんに立ち向かうことで、リレー・フォー・ライフは多くの命を救うことができます。
そして、リレー・フォー・ライフという場所は、サバイバー、ケアギバー、遺族など、様々な立場の人が、一人ではないと感じ、繋がることのできる場所だと思っています。
会いたい人に会える 、会えない人を想い偲ぶ
誰かを想い歩く 誰かを想い走る
誰かと話せる 誰かと繋がれる
そして一人じゃないと思える
「支えたい」という、リレー・フォー・ライフ・ジャパンわかやまのみんなの想いをこれからも、広げていきたいです!