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2025年認定 2026 ’Global Heroes of Hope’ の横顔
石塚紀明さん(RFLJにいがた ケアギバー)

石塚紀明さん

*** マイストーリー ***

石塚紀明さん(RFLJにいがた ケアギバー)
父が大腸がんで亡くなり10年になります。
4年間の闘病の末でした。
父が闘病していた当時、私だけが遠くの地で生活していたこともあり、どこか覚悟のような感情がありました。
父が亡くなった後、家族と父の話をしたとき、母と弟は最後の最後まで諦めたくないと奇跡を信じて願い続けていたことを知り、私は自分を責めました。
もし私が諦めなければ、もう少し違うストーリーがあったかもしれない。
そんな後悔を抱えながら日々を過ごしている中、2017年にRFLのことを知り2018年には実行委員として参加しました。RFLは私の心を救ってくれました。
今は、多くのサバイバーやケアギバーの方たちの力になりたいと思い、実行委員会で活動しています。
日本では、がんに罹患し不安を抱える方々がたくさんいます。正しい知識、予防や検診の大切さの普及啓発、心のケアがとても重要です。
がんで悩むこと、悲しむことの無い社会が訪れ、がんによってもたらされた悲しみがすべて癒えるその日まで、この活動を続けることが、私の、そしてリレイヤーである私たちの使命だと感じています。