人生の大事なミッションの一つRFL
この度アメリカ対がん協会のヒーローズ・オブ・ホープに選出されまして、大変嬉しく光栄に思っています。私は皮膚科の医師ですが、自分自身が乳がんになった事から、医者と患者の両方の立場が分かる者として、がん患者支援活動を20年近く続けています。
R F Lとの出会いは、2 0 0 5年がん患者大集会でRFLが紹介された時からです。2006年に日本で初めてのRFLがつくばで開催された時に、たった一人でつくばまで出かけて行きました。そこで大変感動的な体験をしました。「がんでもいいじゃん」というフラッグの中に、がん患者の辛さ、葛藤、決意、希望が表されていると思いました。
RFLの会場において、多くの人と出会い、またルミナリエに記された沢山のメッセージに感動と勇気と生きる希望を得ました。
それ以来毎年RFLに参加して、2009年にRFL広島実行委員会を立ち上げて毎年実行委員長を務めています。2012年には福山市で開催予定です。
がんになった患者さんが、これまでと変わらない生活が出来るような社会を実現するために、がんを正しく理解しがん患者への支援を勧めるために、RFLは大変意義のあるイベントだと思います。私の人生における大事なミッションの一つとしてこれからもRFLを推進していきたいと思っています。