日時:2025年9月27日(土)12時~28日(日)12時
会場:東京科学大学湯島キャンパス「知と癒しの庭」
9年目を迎えたRFLJ御茶ノ水は、今年も東京科学大学にて開催されました。現役医学生、看護学生、高校生など若い人たちが中心となって作り上げたリレーイベントとなっています。
今年は、がんを学ぼう講座として1日目に東京科学大学腎泌尿器外科学福島先生の「泌尿器癌に対する光免疫療法の開発と今後の展望」、サバイバーさんの体験談と子宮頸がんワクチン啓発に関する「知らないまま後悔しないために私たちに何ができるのか?」、2日目に東京科学大学臨床腫瘍科の浜本教授による「がん治療の最先端‐いま現場で起きていること」の3講座が行われ、講座終了後には多くの質問がありました。サバイバー紙芝居師ちっちさんの紙芝居や、がん患者団体支援機構の松川さんによるサバイバーズトークではそれぞれの立場からのお話を聴くことができました。
ゲームコーナーでは、チーム対抗のジェスチャーゲームが行われ、会場は笑いにつつまれ、和やかな雰囲気の時間となりました。
辺りが夕闇につつまれルミナリエにあかりが灯る中、RFL応援ソング「命のリレー」を作っていただいたJ-BANDさんの生演奏が行われたあと、エンプティーテーブルセレモニーが始まりました。幼くして大切な息子さんを天へと見送られた照井さんの体験談が語られ、涙を誘いました。黙祷から詩の朗読、サイレントウォークからナイトウォークへと続いていきました。車いすに乗った入院患者さんが親子で来場、並べられたルミナリエを眺めながらコースを1周している姿は、御茶ノ水ならではの場面、病気と向き合う勇気となったのではと思います。
2日目は、朝のラジオ体操、乳がんセルフチェック体操「のの字の歌体操」でスタート。東京科学大学アカペラサークルの奇麗な声で歌が届けられ、疲れを癒す瞬間となりました。
最後は、サバイバーさんを先頭に全員でのラストウォークを行ったあと、閉会式が行われ、坂下実行委員長から感謝の言葉とお礼が述べられ、閉会いたしました。小さなリレーイベントではありますが、楽しく学び、和気あいあいと交流ができるとても良いリレーイベントでした。来年は、10年目を迎えます。多くの方にご参加いただければ幸いです。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |

























