今年を振り返って (2024年12月31日)
そうだなあ、やはり今年といえば能登半島の地震、洪水を思い出すなあ。地震は一月一日に大きな被害が出たのだから、忘れられないなあ。能登の方々はいまだ復旧していないというが、今度の正月はゆっくり過ごすことができればいいのだが。
次に思い出すのは衆議院選挙。裏金議員が多数落選し、自公は少数与党となった。その結果として国会審議は与党によるごり押しはなくなり、野党としっかり審議が必要となったのはいいことだが、百三万の壁とか、教育無償化とか、国民に利することを話し合っているようだが、財源があいまいでは将来の国民に負担を強いることになる。もっとしっかりと話し合ってほしい。
いつものように個人的なことに話を戻してみよう。
コロナの影響でロードレースへの参加が少なくなった分、RFLでのランが多くなった。今年は五月に神戸、九月に芦屋で寄付を前提としたランに参加し、夜間ランに励んだ。
RFL広島のルミナリエステージでの加度さんのスピーチは新鮮であり、強烈だった。二年間に三人の肉親を亡くされ、自分はがんが見つかり、落ち込んでいたが、笑い文字、笑いヨガに取り組んで立ち直ったというスピーチ。
そこで私も笑い文字に取り組んでみたくなり、冠さんに相談したところ、快くズームで教えていただいた。今中級講座まで終了。
職場の忘年会に笑い文字で「健康」と記し、利用者さんに配布した。皆さん喜んで持ち帰ってくれた。
今回のことを体験し、わかったこと。笑い文字を記している間は、その前に嫌なことがあっても忘れ、一心に記すことができる。そして終了後は、嫌なことを「まあいいか。そんなこともあるよな」と思え、心が平穏になる。
ただ、職場でリフレの清掃に参加する利用者が減少して居るのには心が痛む。希望する人だれでも体験から始める。そして清掃メンバーになってもらうのだが、「足腰に不安」「体調が悪い」等の理由で出ない利用者が多い。
清掃は府中市との契約に基づくものであるので、途中でやめるわけにはいかないし、きちんとやらなければならない。私のそういう思いが強すぎて利用者が出にくくなっているのかなという気持ちがあり、年が変わったら見直しを試みようと思う。
学習はいろいろやったが、特に参考になったのは、福山健やかセンターであった「若年性認知症の本人・家族が伝えたいこと」
本人・家族とも発言された。「認知症カフェや講座に参加する人の中に、『私は認知症になりたくないから、ここに通って学習しているの』という発言があるが言わないで。」認知症になっても安心して生活できる地域づくりのために利用してほしい」そうだなとおもう。
また、認知症のデイサービスを運営されているが、ビルクリーニングも業者とともに運営されている。写真を見せていただいた。認知症の方は忘れることもあるだろうが、みんな楽しそう。これは私も見習わなくちゃあと思う。障害者といっしょに清掃をしているから、なかなか基本通りにはいかないこともあるが、いちいち指導していてはつらく感じる人もいるだろう。私の職場、来年からは楽しい清掃を目指そう。
そうそう、何をするのも遅くなった気がする。一日の目標を立てて作業していても、すべてはできない。時々「なんで」と思うが、年相応かな。