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2021年03月01日

川越から元気を送ろう! ~RFLJ2020サミット&2021キックオフミーティング~

2月27日(土)の1日で開催されたRFLJ2020サミット&2021キックオフミーティングは、川越から3名の実行委員が参加いたしました。
参加した3名の実行委員よりそれぞれの思いを報告させていただきます。

激動の2020年。コロナ禍にあり、各地区では会場での開催を断念されながらも、「2021年につなぎたい」との想いで、オンライン寄付、セルフウォークリレー、動画配信など、様々な工夫を凝らした活動が展開されました。
これらの活動が実を結び、52地区から約1,900万円もの寄付が集まりました。

今年も、リレーを楽しみに待っている人々のためにどのようなことができるのか。前半は事例発表に続けて「これからのRFLJのカタチ」と題し、グループワークが行われました。
まだ、どの実行委員会もリレーを行うにあたっての不安を抱えていましたが、
リレーを開催するためのヒントを得たい。という熱気にあふれていました。

後半は、今年の活動指針について日本対がん協会からの説明が行われました。
【3つのCを目指そう】
①Challenge(挑戦)
 新しいことへの挑戦(セルフウォークリレーを全国へ拡大していく)
②Change(変化)
 夜通しイベントを「行う」→「推奨する」に規定を変更する(コロナ禍における特別措置)
③Communication(交流)
 更なるコミュニケーション(SNSやHPによる発信を強化し、ファン、スポンサーづくりを行う)

また今年は、新たな試みとして、オンラインによるサミットのふりかえりが行われることになりました。これまで、年に一度だった各地区の交流の機会が増えるということです。

コロナ禍において、これまで当たり前にできたことができなくなってしまいました。しかし一方で、「リレーが出来さえすればよいのか」、「誰のためのリレーなのか」という原点に立ち返り、考え直す良い切っ掛けとなったのも事実です。

常に感染の心配が叫ばれる中、これまでよりも孤独を感じながら過ごす、地域のサバイバー・ケアギバーの皆様に「ひとりじゃない」というメッセージを届けたい。
川越には、12年の積み重ねと、リレーを支えてくださるたくさんのチームや学生さん、スポンサーの皆さんなど、大きな財産があります。今年も「コロナでもできること」「今だからできるリレー」をお届けしてまいりたいと思います。
(遠藤実行委員からの報告)

日本対がん協会からの報告で、新型コロナウイルスの影響で、事業のうち「プロジェクト未来」・「若手医師育成」の大幅な縮小を余儀なくされ、がん検診受診率も大幅な低下もあり、がん相談ホットラインの維持に精一杯な様子が見受けられました。

他の実行委員会の報告では、オンライン寄付、セルフウォークリレー、オンライン開催(会場とオンラインを併用した)ハイブリッド開催、ウィークリーリレー(1週間曜日ごとの担当者がウォーク)のYouTube配信等様々な取り組みが紹介されました。

グループワークでは、今年のリレーをどう執り行うか等、私を含め13の実行委員会の代表者で意見を交わしました。
ただし、今現在、どこも今年どう行うかは未定との話があり、どの代表者もリレーを行うにあたってのヒントを得たいという熱気があふれたグループワークになりました。
協賛(企業)については今までの繋がりで昨年は維持できたが、今後は維持できるのか不安という声も上がっていました。
(初参加の椿実行委員からの報告)

1.セルフウォークについて
今後全国展開しそうなので、その中身を理解し、川越のキャラクターを活かすために、何か付加・工夫できないものかと考えております。
2.誰のためのリレー
いつも誰であってもこれがテーマにあると思いますが、それぞれに奥深い。
3.学生参加
学生が参加するところもあるように思いましたが、実行委員会の加齢もあって若者の参加を羨むご意見がありました。
4.各実行委員会の親睦について
5.長崎県(佐世保)が初参加で喜んでいますが、現実、コロナ禍で準備が進まず、イベント開催は1年延期だそうです。
(初参加の堀実行委員からの報告)

3名の実行委員の報告から、それぞれに感じたこと、充実した時間を過ごしたことなどがうかがえました。
次回の実行委員会では、このサミット&キックオフから今年のリレー・フォー・ライフをみんなで考えていきたいと思います。