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2023年04月04日

実行委員長引き継ぎの報告・今年度の実行委員長より挨拶

いつもお世話になっております。

本日、滋賀医科大学では入学式が開催され、新年度の始まりを改めて感じ、身が引き締まる思いです。

さて日本初のカレッジリレーとして2016年に始まった滋賀医科大学でのリレー・フォー・ライフも、今年度で8年目を迎えます。今年度より滋賀医科大学実行委員会の実行委員長を務めます、滋賀医科大学3年の小嵜健吾(こざきけんご)と申します。昨年度の実行委員長の上原希より実行委員長を引き継がせていただきました。

 

一昨年までの2年間は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響を受け、滋賀医科大学でのイベントは2年連続でオンライン開催となりました。それでも昨年は4年ぶりに滋賀医科大学で、学内関係者のみ参加可能という制限のなか、オンラインとの併用という形で、リレーイベントの対面開催が叶いました。みなさまからのご寄付も総額616056円にのぼり、日本対がん協会に寄付させていただきました。心より感謝申し上げます。

 

今年度は対面開催で学外の方にも来ていただけるように、イベント開催に向けて進めて参ります。いよいよ本格的なリレーイベント開催が実現しそうで楽しみにしています。コロナ禍以前の対面での開催を経験する実行委員が全員卒業してしまいましたが、昨年度の対面に加えてオンラインも使用し開催した経験をもとに、新しいイベントの形を探しながら頑張りたいと思います。

 

私がこれまで2年間実行委員として活動する中で、対面やオンラインで全国の方とお話をすることができて、サバイバーさんの気持ちを知ることができただけでなく、改めてわたしたちを支援してくださる方の存在や実際に話すことで気持ちを共有することの大切さを感じました。また、がんに関する啓発活動にも積極的に取り組み、その大切さを実感しました。そこで、少しでも皆さんの支えになれるよう、サバイバーさんやケアギバーさんなどが気持ちを共有できる場を作ること、学内学外問わず、多くの方にリレフォを通してがんと向きあう機会を持ってもらうことの2つを大きな目標として活動していきたいと考えております。

 

私たちは他の実行委員会とは異なり学生が運営しており、社会経験も少なく、ご心配やご迷惑をかけることや運営上の課題もあります。ただ学生だからできることがあると考えています。医療者と患者さんとの間に位置する、将来医療に関わる学生だからこそできることがあると思います。至らない点も多いと思いますが、実行委員一同全力で活動して参りますので、温かく見守っていただければ幸いです。

 

これまで繋いできてくださったリレーを新しい形を探しながら次に繋いでいきたいと思います。そしてイベントで皆さんに会えることを楽しみにしています。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

リレー・フォー・ライフ・ジャパン2023滋賀医科大学

実行委員長 小嵜健吾