*** マイストーリー ***
私の息子、鈴之介は、2008年7月、13歳の時にユーイング肉腫と診断されました。
幾度かの寛解と再発ののち、2012年に彼はリレーイベントに参加しました。初めてのリレーで感銘を受け、彼は自分のコミュニティーでリレーを始める決断をしました。
鈴はいつも活動的で、診断を受けた後も、彼の病状に「関わらず」ではなく彼の病状「だからこそ」達成したことが沢山あります。
同じような状況の人たちのための情報交換のグループを作ったり、高校生のための院内学級を設立してもらうために市長に手紙を書いたり、リレーも彼のリストにありました。
2013年1月、彼の高校でリレーイベントを開催できる正式決定がなされましたが、それは彼の葬儀の4日後でした。
しかし、彼の意志は生き続け、それを実現するために、彼が実行委員長を務めることになっていた実行委員会が結成されました。鈴の名前は副実行委員長としてそこにあり、私は彼に代わり実行委員会に加わり、10月にイベントを実施しました。
私にとってリレーは、同じ病で苦しむ他の人を支えたいという息子の遺志を実現できる場所であり、それが私がこれまでリレーを続けてきた理由、そしてこれからもリレーを続けていく理由です。