リレー・フォー・ライフ2013川越(廣瀬哲也実行委員長)は9月14日(土)、「ひとりじゃない」のメッセージを掲げ、川越水上公園で開幕しました。今年が5回目。豪雨のため、15日(日)早朝で閉会しましたが、2000人が参加しました。会場の川越水上公園は広く、市街地から少し遠いけれど、主会場は一面の緑の芝生と、周囲は木々に囲まれています。とても蒸し暑い日でしたが、心身に安らぎをあたえてくれました。
昨年に比べると、小さなお子さんを連れて来ている来場者が目立ちました。またがん検診のパネルを熱心に見る一組の夫婦はとても印象的。検診を受けるタイミングを語り合い、乳がんのセルフチェックを夫婦で真剣に見て、相談をしているようにも見えました。乳がん検診は、女性だけで考えるのでなく、夫婦で取り組む課題、共通の話題。ご夫婦の姿がそのことを示してくれていました。
川越は「がんサロン川越」など、地域の企業、病院、市民のネットワーク、協力体制が自慢。手作り感満載で、楽しいアトラクションも多く、手相占い、割れにくいシャボン玉作り・・・。筆者もちゃっかりクイズに参加して歯ブラシなどの景品をもらいました。
もう一つの特徴は、若いパワー。地元の尚美学園大の学生が、インターネット中継を成功させました。ウオーキングも元気な足取り。シニアも負けてはいません。川越シニアフォークギター連盟の演奏を合図に夜の部へ。ルミナリエが点灯され、セレモニーの演出もあってか厳粛な気分を高めてくれました。模擬店もあったけれど、不足気味。ちょっぴりお腹がすきました。
下り坂の天気予報に若海敬司事務局長は「考えないことにしている」といっていましたが、その願いは届かず、15日に日付が変わったころから、どしゃ降りへ。会場は水浸しになり、早朝、残念ながら繰り上げ閉会になりましたが、最後までたすきをつなげた実行委員の顔には、やりきった充実感があふれていました。