初めてのズーム新年会(2023年1月8日)
「一緒に乾杯しませんか」というメールが年末に届いた。差出人は絵本セラピストのⅮちゃん。内容だが、「申し込み不要。出入り自由。乾杯の飲み物を用意して参加。話題にしたいので二〇二三年を表す漢字一文字を用意(どんな年にしたいのか)」というもの。
私は今年もコロナ禍なので忘年会はやっていないし、新年会の予約もない。絵本を読んでほっとしたり、考えさせてもらったりしているⅮちゃんの提案。ぜひ受けたい。時間は四日の二十時~二十一時半の予定。
四日になり、五分前にズームへ接続する。「えっ! 」最初は七名くらいの参加だったかと思うが、私以外はみな女性。「ドキドキするよな」女性が多いとは思っていたが、絵本を読む会だと三分の一くらいは男性。まあいいや。初参加のズーム新年会を楽しもう。
まずはみんなで乾杯。乾杯するものだが、私はいつものように芋焼酎、但し、少しお湯を増やし、薄めに作っている。他にはビールやハーブティなどがあった。気になるのは「赤ワインにぶどうジュースと炭酸を少し混ぜました」という飲み物。おいしそう。
乾杯すると自己紹介。私は「広島県府中市からつながっています皿海英幸です。ヒデ君と呼んでください」素直に言えたが、「ヒデちゃんと呼んでください」という女性がいた。気を付けないと間違えるかな。
さて、漢字一文字を発表しようというところで参加された方がいた。「参加者が増えたらその時点で改めて乾杯しましょう」とⅮちゃん。「乾杯!」後からもう一名の参加者あり。結局三回「乾杯!」だったかな。
私の一文字は「平」「ロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮のミサイル発射、また国内では物価の上昇など、何か落ち着きのない情勢が続いている。どうか今年は平和な年であってほしい。平穏無事であってほしい」という思いから。他の人たちだが、「深」「柔」「輝」「想」等九名の参加者が重なるところがなく、みんな違った一文字を記して表明した。ここがすごい。特に気になった一文字は「谷」老荘思想を学習している方が「山の頂上を目指すより、老荘思想では下を見る。だから谷」と言われたのは私も老荘思想にあこがれている部分が有るので気になった。
さて、次は正月なので「どんな雑煮を食べているのか」というのが話題となった。大まかにいえば関東は切り餅。それを軽く焼いて、出汁の効いた醤油汁に入れて食べる。一方関西は丸餅。焼かずに白みその汁に入れて煮込むのが中心。
関東で、軽くあぶるのは、武士が中心の街だったので、お汁が濁るのを嫌ったという話を私は聞いたことがある。
「ヒデ君のところは?」と聞かれ、答える。「我が家では丸餅を醤油汁に入れて煮込むのですが、私は朝早く起きて初日の出を観に行く、妻はゆっくりしたいので、自分で作ります。私は汁を濁らさないよう、丸餅を少し焼き、白みそのお汁で食べます」
ほかに気になった発言を記す。香川県の人。「我が家ではあんこの入った丸餅を白みそのお汁に入れて食べます。私、香川生まれでないので、最初はびっくりしたけど、これが意外においしいのです」へー、以前テレビで見たことがあるけれど、まだ食べていない。一度食べてみたいな。
静岡の人。「静岡県は東西に長い県。切り餅・丸餅両方あります。東部は切り餅、西部は丸餅です。電気も県の真ん中あたりで分かれています」
なるほどね。他に正月は料理を作らずゆっくりしたいので、年末におでんをたくさん作って、温めて食べるという地方があった。それもまたよい。
初めてのズーム新年会だったけれど、結構楽しめた。また、Ⅾさんに「ヒデ君は胃を全摘しているの。私たちの希望の星」というような発言あり、照れくさいけれど、うれしかった。「年末には、忘年会もしましょう」という発言があったけれど、賛成。漢字一文字がどうなったかも含め、いろいろ話し合いたいな。