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2023年05月13日

がん友のエッセー

今年のゴールデンウィーク(二三)

「コロナによる規制が緩和された九連休」とマスコミはしきりと報じている。だけど私の職場はカレンダー通り。四月二十九・三十日は土・日曜だから休みだが、五月一・二日は出勤。三日~七日までは休むから五連休かな。

 でもせっかくだから、九連休のつもりでこの間の出来事を記してみよう。

 まずは四月二十八日午後。明日から連休なのだが、私は午前のみ出勤のパート。そこで二十八日の午後、岡山県井原市の田中美術館へ行く。連休になれば人出が多いかと思い、ちょっと早めに。美術館は四月十八日にリニューアルオープンしたので早くいってみたいと思っていた。ここは井原市民に限り六十五歳以上は無料。

内容だが、中が明るくなり、展示物がわかりやすい。まずは三階に上がり、二階、一階に降りながら見学するやり方。鏡獅子の迫力はすごい。

 二十九日 しばらく私のエッセイを送っていない人にプリントアウトし、郵送できるよう準備。ジョグは十一キロ。杉浦貴之さんたちの「とにかく元気が出る講演会」の申し込みをコンビニから行う。この会に出る彦根市立病院の黒丸医師は友人でありエッセイの読者。滋賀県で開催されるので、ユーチューブで拝見させていただこう。

 三十日 金丸方面をジョグ。金名のお宮に飾ってある多数の鯉のぼりを写真撮影。日曜日の夕食は私が作る習慣だが、今回は妻と私の食べたい料理が一緒だったので、妻に作ってもらう。

 五月一日~二日は仕事。二日の十九時前、京都の息子一家が帰省。だけど、息子と孫三名中二名は体調不良。まあいいか。家でしっかり休んで元気になるよう過ごせよ。
 三日 JRで福山へ。まずは映画館でチャップリンの「街の灯り」を観る。「今の時代、チャップリンの映画が必要」ということで十時からやっている。明日は「独裁者」だが、予定があるので今日にした。見ごたえのある良い映画だった。

 次に福山美術館へ行く。「近代美人画 百花繚乱 松園、清方、深水、夢二」とある。私に取り、夢二は岡山でよく見る画家で、一番なじみがある。他の方たちの中では深水に多少見たことがあるというところ。

 ところで福山美術館、福山市、府中市の六十五歳以上は無料。これは良い制度。

 四日 GWも私たちが清掃をしているリ・フレはずっと開館。そこでトイレットペーパーがなくなってはいけないので休日だがトイレの点検。ゴミ箱のごみも回収。これは毎年のGWの私の務め。

 ジョグ、十一・五キロ。孫が来ているがまだ調子が悪いので遊びに行くのは控え、読書。このGWはサンデーモーニングでお馴染みの青木理著「カルト権力」読むほどに面白い。

 夜、下痢が始まる。先日の大腸検査の時のように何回も下す。朝方にはトイレに行っても水のようなものが出るだけでかなりきれい。

 五日 食欲はなく、お茶を飲むのみ。だけど、胃の無い私はいつもだと「一度にたくさん食べられないから」と三度の食事に補食を食べているが、今回スイッチが変わったのか、「お茶だけでも一週間くらいなら大丈夫かな」と思う。日常の食事について考えるチャンス。

 六日 少しお腹が収まる。柔らかいご飯なら少しずつ食べられる。息子一家はみんな元気になり、京都へと旅立つ。良かったな。少しジョグをしてみる。小雨だったが、利用者に連休前、「小雨だったらウォーキングに良いよ」と言っているので私も体調次第ではジョグだ。

 七日 妻は第一日曜なのでいつものように上下に行き、店を開く。私は自宅で「とにかく元気が~」を見る予定。おっとしまった。七日開会だが、ズームではないので今日は見ることができない。しょうがない。読書だ。

 こんなGWだったが、インターネットの記事に感心。医師で作家の和田秀樹氏が語る。「基礎疾患(糖尿病)があり、コロナに感染しても血糖値を気にして薬で下げ、ストレスを感じている人より、『高齢になればこんなもの』と気にしない人のほうが免疫力は強く、悪化しない場合が多い」