異常気象(2024年8月1日)
「暑いなあ」本当に今日は暑い。私の住む広島県府中市は三十七度とのこと。先週の中頃は三十八・五度というのを記録した。最近は毎年広島県の最高気温を競い合っている。こんなことでトップでなくてもいいのに。
ちょうどそのころ私は軽い熱中症になったようだ。カブで畑に行っているとなぜか直進しない。右往左往。仕方がないのでゆっくり行き、交差点では下りて押しながら進む。作業が終わって帰宅すると頭が少し痛い。水を飲み、扇風機の風を受けながら横になる。
「どうしたの、父さん」妻が気づき声をかける。事情を話すと「扇風機より冷房が効いた部屋で寝ていなさい。軽い熱中症かもしれないよ」妻は中学校で体育の教師をしていた。日射病とか熱中症については詳しいはず。
胃を全摘しているので、十五時ころ捕食を取り、その後だから十五時二十分ころから暑さに関係なくジョグをしていた。熱中症になってもおかしくはない。そこでその後は十八時ころから以前より短い距離をジョグしている。休日は七時ころからジョグだ。おかげで五月・六月ともに月間二百二十キロを超えているが、七月はこのままだと百五十キロだろうと思う。
まずは自分のことを記したが、日本中が異常気象だ。すでに四十度になったところがあるという。子どものころは三十度を超えると「暑い」と言っていた。三十五度なんてめったになかったと思うが、今では珍しくもない。
そして気温が暑くなると雨の降り方も変わる。広島県も西日本豪雨に襲われ、大変な被害を出した。六年前の今頃だったかな。
豪雨といえば、現在東北地方が記録的な豪雨で被害が出ている。いままで降ったことのない大量の雨量で、川が氾濫し、孤立した地域ができている。救助に向かったパトカーが流され、警察官が行方不明というニュースも届いた。
また、今年の元日には能登半島地震が起きている。我が家の親せきは能登半島にはいないが、お寺の奥様が能登半島出身だ。そこで住職がお見舞いに行かれたが、どこでも使えるという簡易トイレが喜ばれたという話を聞いた。
本当に日本はいつからこんなに自然災害の多い国になったのだろう。もっとも「阪神淡路大震災」「東日本大震災」等、震災の話は以前から聞いてはいたが、最近は雨が降らなければ「ダムの水がなくなりそう」降ったら降ったで「大洪水が起こります。避難を考えて」というのがしょっちゅう。「日本はこんなに自然災害が多い国になったにか」と改めて感じる。
災害が多いと、電気・水道水のありがたさを改めて感じる。それだけに日本の原発については慎重でありたい。先週「敦賀2号機は新基準不適合」という記事が出たが、活断層が存在するのでは無理もない。日本の原発、安易に造りすぎていた感あり。
福島原発がいまだにどうにもならない状態なのを見ても感じる。処理水だけ取り上げてもいつになったら処分が終わるのか。
日本は出生率が低く、人口が足りなくなるという。私の地元府中市でも人口は減っている。広谷町となれば高齢者ばかりの所帯が増えている。
土地は私有だから簡単にはいかないだろうが、日本でも人口が減るのなら、安全な土地にみんなが済むようになれば少しは安全になるのかなと最近感じている。熊・猪等、動物の被害も減るかな。