最新情報・ブログ

2023年認定 2024 ’Global Heroes of Hope’ の横顔
北條 千秋さん(RFLJ信州長野:サバイバー)

北條 千秋さん

*** マイストーリー ***

私の腎臓がんは2005年の2月、職場の健康診断で見つかり、2か月後に左の腎臓を取る手術をしました。5年間転移も再発も無く、現在は寛解しています。
診断の後、私は同僚が同じタイプのがんを経験していたことを知ります。彼女は自身の経験を私に共有してくれました。このことは私にとって、大きな心の支えとなり、私はサバイバーや、その家族、医療関係者がみんなその立場の垣根を越えて支え合うことの大切さを知りました。
2006年日本で初めて開催されたリレー・フォー・ライフについての記事を読んだ時、感銘を受け、自分の町でも開催したいと思いました。ゼロから全てを始めるのは簡単なことではありませんでしたが、同じ想いの仲間と共に、地域の行政や患者会、病院、メディアにリレー・フォー・ライフのことを理解してもらうために活動しました。
リレー・フォー・ライフへの参加を通して希望を見出すサバイバー、癒される家族、患者の気持ちへの理解を深める医療者の姿を見た時、私たちの努力は報われたと思いました。
私はリレーの力を信じています。