恵那市は旧中山道大井宿を中心とした岐阜県南東部、東濃地方の町。物流の一端を担った木曽川が流れ、古くは東山道、江戸時代の中山道、現代ではJR中央本線や中央自動車道が通り、まさに人と人とが出会う交流拠点です。
そんな恵那で全国のサバイバーを始め、リレー・フォー・ライフを楽しみにしている皆さん、そして恵那市や近隣住民の皆さんとが私たちのリレーで出会う。私たちリレー・フォー・ライフ・ジャパンえな実行委員会のメンバーは出会いの場を作ろうと、2024年初開催のリレーイベントに向けてわいわいと準備を進めています。
私は医師としてがんと向き合う多くの方々と出会ってきました。その方々の言葉を受け止めてきました。それはこんな言葉です。
「私はこれまで生きてきたことを後悔していません。でも、もし過去に戻ることができるならあの時の自分に教えてあげたいことがある。」
過去のその人はもしかしたら今のあなたかもしれません。がんが「じぶんごと」ではないと思っている人にぜひえなのリレーをのぞいていただきたい。そこで誰かと出会って何かを感じていただきたい。これからのじぶんのためにできること、ここで出会った人と共にできること、がんと向き合っている世界の全ての人のためにできること。すぐに見つからなくてもいい。その始まりの場になればいいと願っています。
2024年10月5日土曜日。岐阜県のリレーはこの週末の集中開催。翌6日日曜日は岐阜市で開催されます。皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
リレー・フォー・ライフ・ジャパンえな実行委員会
実行委員長 鷲津 潤爾（わしづ じゅんじ）
