
実行委員長の平方さおりです。この度、初めて大役を務めさせて頂きます。
私は29歳の時に子宮頸がんと診断され、3人目の妊娠と同時の事でとても苦しみ、悩み、不安以外ない日々で治療についても病院での淡々とした説明や選択肢のない治療に疑問や不安は膨らみ、話せる場所がなく孤独感を強く感じていました。
2017年には子宮全摘となり、年齢を重ねても、更なる孤独感などに苦しんでいました。その年に山形県内でリレー・フォー・ライフのイベントがある事を知りました。その時にはケアギバーであった方が実行委員長をつとめており、それからは山形県内での開催がございませんでした。
ご縁から福祉ネイリストとして、他県ではありますが、このリレー・フォー・ライフイベントに参加し、沢山の出会いがありました。また辛い別れもありました。
今思うと、このご縁が共に生きること、手を差し伸べる本当の意味を教えてくれ、私を強く動かしてくれました。
この病気経験から様々な活動の中で、ひょんなことから事務局長の安野清美さんと出会い、病気に対しての前向きさや強くぶれない考え方に感銘を受け、直ぐにリレー・フォー・ライフへの協力を求めると『いいよ。』の一言。彼女の『何とかなるよ!』に励まされ今の私があります。病気は辛かったけれど、この病気で出会えた幸せもある。今度は誰かのために。を目指して出会えた大切な仲間と共に、しっかりと継続していけるように一丸となって取り組んで参ります。
アナタはひとりじゃない、がんと共に生きる仲間が集います。がんになっても、自分らしく生きられる地域、希望を繋ぐ社会を目指して参ります。
リレー・フォー・ライフ・ジャパンつるおか
実行委員長 平方さおり